白魔道士になりたい

常にFLASHBACK

June.

さっきゴミ捨てに外に出た時。

なんて云ったらいいんだろうな。

雑な表現かもしれないけど、(去年の6月)をなんかすっごいリアルに思い出した。

空気と匂いと色味。

半袖だとまだちょっと夜の外は肌寒くて。

こんな少しだけひんやりとした空気を去年も感じていたなぁって。

なんでかわかんないけど思い出して、思い出したら途端悲しくなってきた。

時間は進んでる。

確実に進んでる。

わかってるよって。

わかってる。

 

 

 

 

 

 

 

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今の空。

もううっすら白んでた。

日の出ている・沈む間隔がどんどん変わっていって、そのスピードについていけてない私がいる。

 

私の周りは夏になろうとしているんだろうな。

 

 

つら!しんど!なにこれ! が3

置いてかないでよ が2

ちょっと待ってよ が2

全力でやだ が1

耳も目も塞いでいたい が1

 

残りの1は確かに存在するんだけど、所詮思いつきなわけで。

明日になったらこの数字も、想いもまた変わるんだろう。

でも変わらない1は在る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

言葉って減るのかな。

口に出したり文字にしたらした分だけ、減るとかあるかな。

想いは減らない って思うから、やっぱ言葉も減らないのかな。

 

 

 

 

 

youtu.be

この前友達とカラオケ行った時、友達が歌ってた。

懐かしかった。

音の粒ひとつひとつが心地よくて眠りの質が良くなりそう。

なんだけど。

なんだけども。ここ最近足がよくつる。

左足のふくらはぎが一晩の間に何度も何度もつる。

その度に起きるからまとまった眠りが全然とれない。

やんなるなぁ、ほんと。


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答え合わせをひとつっつしよう

この前の話。

飲み屋でたまたま隣の席になった女性と話をしていた。

楽しく飲んでたんだけど、話が恋愛話になってきて。

私は聞き手になっていた。

うんうん とか、そうっすよね~ とかの相槌を打ちながら。

 

『ぼっちちゃんは彼氏とかいないんですか?』

って聞かれた。

はじめましての人によく振られるこの手の話題。

変になんか、もう慣れていた。

特に隠したりはしてないから、聞かれたら毎回事実を云ってしまうのだ。

(聞かされた方の気持ち)とか、あれやこれや考えた時期もあったけど、それって別に私が考えることじゃないか。と切り替えた。

事実は揺るがない。

今はこのまま。

かわんない。

別にどーでもいいやってなってるわけではなくて、このことは私の中で内緒事にしたくなかった。

だから、『いやー結婚してたんですけど死別なんです』って云ってしまう。

 

 

私は【周りの人運】とか、【出会う人運】みたいなものがきっとすこぶるいいんだろう。

その後の会話ややりとりでそんなにいやな気持ちになったことがないから。

あとなにより、今、周りにいてくれる人たちに恵まれてるなって思うし。

 

世の中に同じ人間なんてひとりもいない。

10人いれば10通りの選択、苦悩、夢、葛藤、幸せ。

ひっくるめて人生の形ってやつがそれぞれに在って、ちょっと深い話になったり、励ましてもらったり、(聞かせてもらってよかったな、ありがたいな)って話や言葉をもらったり。そんなことが何度もあった。

 

 

 

 

話をその女性の話に戻して。

その女性から発せられた言葉は今までもらった言葉とは違っていた。

『すごいですね、ちゃんと立ち直ってて』

 

これ、数ヶ月前だったら勝手にすげーいやな気持ちになってたんだろうなぁ。

とか、なんかすんなり飲み込めた。

 

何を以って立ち直る のか、私にはわかんない。

わかんないから、わかんないけど、わかんないなりに考える。

八方美人をやめると決めてから、私はちょっと楽になった。

楽になった少し後から、雑さや諦めが追っかけてきた。

そのまま、その瞬間思ったことを口に出した。

『いやいやいや立ち直るってそんなそんなwww無理ですってwwwww』

って、笑った。

ほんと、まんまそう思ったから。

雑だな と思う。

思うけど、思ったことだ。

 

勿論その女性に悪意なんて微塵もなく(ほんとうにないと思った)、その後ですごく謝られた。

別に謝ってほしかったわけじゃない。

でも、こういうことなんだろうなぁってなんか思った。

 

前までの私だったら謝らせたくないから、適当に言葉を濁して、(うんまぁぼちぼちですね)とかなんとかそれらしい言葉をその場で繋いで、他の会話に移行させたりして。

んで、家に帰って思い出してもれなくへこむ。

みたいな。

別に私悪くないし。

その女性も悪くないし。

誰も悪くないことでなんで私がへこまなきゃいけなかったんだろう。

とか考えて、勝手に悲しくなるループ。

 

 

誰からも好かれたいとか、ビバ八方美人とか、真面目に私は思ってた。

だから昔の私は私のことを好きだった。

全方位に気を遣う、私を私は好きだった。

けど今、私の周りに居てくれる友達はみんな、過去の私が気を遣った先(だけ)に居る人たちではなかったってことに気付いたのだ。

私がバカなことをしても、トンチキなことを云っても、ダウナー極まりなくても、笑って、泣いて、手を取って、怒ってくれる。

 

じゃあもうよくない?

って、ストンと落ちた。

落ちるべきところに、ちゃんと落ちてくれた気がした。

 

 

 

 

八方美人をやめるということ。

まだまだこれから先、躓くことのありそうなテーマだけど。

とりあえずの答え合わせがちょこっとだけ出来た気がした。

 

 

 

 

youtu.be

【第一回チキチキ!私的眠る前によく脳内に流れてくる曲選手権】 なるものがあったら上位入賞間違いないなって曲。


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手探りで灯探す

私も色んな感情で大概ヤバいなぁって思うんだけど、心配なのはお義母さん。

 

(ぼっちちゃんが一番悲しくてかわいそうなんだから)って何度も云うの。

その度に(そんなことないよ)って返すの。

(みんな一番悲しいしかわいそうだよ)って私は云う。

悲しみというものに対して順番や優劣は必要ない。

立場が違う者同士で、かっちの周りのみんながみんな悲しいんだと思う。

かっちを大切にしてきた人たち。

かっちに大事にしてもらった人たち。

当たり前のことなんだけど、かっちは私だけのものではない。

私のだけど、私だけのではない。

 

お義母さんはかっち亡き今、私のことを一番に考えてくれている。

ありがたいし、嬉しいし、申し訳ないなぁって気持ち。

私いい大人なはずなのになぁって気持ち。

 

 

(どっかにね、旅行にでも行ってるんだなぁって思うから)ってよく云う。

その気持ちはめちゃくちゃわかる。

わかりすぎて、痛くなった。

胸に乗ってる錘がぎゅうっと近づいてくる そんな感覚。

私も意識的にそう思うようにしていた時期が少しだけ、本当にほんの少しだけあった。

普段日常的にかっちと会ってなかったお義母さん。

だから、その(思い込み)は少し成功しているみたいで。

そう思うようになってから、毎晩仏壇に顔を突っ込んで泣かなくなったらしい。

でも、それはヤバいような気がする。

いつか答え合わせが待ってるんだよなぁって。

現実逃避は、時間に比例してしんどくなるような気がする。

全部私の(気がする)ってレベルの話。

だから、心配。

お義母さんも私と一緒で(一緒にしたら失礼極まりないか)、試行錯誤の毎日なんだろうなぁ。

 

季節はまた変わって、暑くなってきたもんな。

やだね。やだな。の連続だ。

 

 

 

 

 

youtu.be

ちょうど今聞いてる。

ずっとかっこいいよね。いつ聞いたってずっと変わらずかっこいい。 


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夏の越え方を教えて

今日はね、お義父さんとお義母さんがこっちまで来てくれた。

3人で牛タンを食べた。美味しかった。やっぱり張り切って食べたけど、ご飯少し残してしまった。

 

ご飯を食べた後、一緒にうちに来てくれた。

お義母さんが、『もう〇〇(かっち)がいるあのおうちには行けないもんね、行きたいな』と云ってくれたから。

 

お茶を用意している間に、2人はお線香を上げていた。

何か喋りかけながら。

今は実家にある分骨に、いつも手を重ねながら喋りかけているのだという。

分骨の分骨ってしちゃダメなんだっけ?

アクセサリーとか作ってる人もいるしいいんだよね…(不安)?

暫くひとりでそんなことを考えてた。

 

 

 

 

引越しの話を大体終えた後、かっち(遺骨ver)をいつ実家に連れていきましょうか?って切り出した。

そしたらお義父さんとお義母さんの顔色が変わった。

 

私は決して鋭いタイプではないと自負している。

人の心の動きに特化して敏感 ってわけでもないと思う。

ただ、2人の変わり様がとんでもなく分かり易かったのだ。

 

 

お義母さんが『あのね、お義父さんと2人で話し合ったんだけどね』と話し始めた。

云われたことをまとめると(自分用に整理も兼ねて)、

 

・やっぱり遺骨が傍にないとぼっちちゃんはどんどん寂しくなるんじゃないか?

・一番ぼっちちゃんがかわいそうなんだから、ぼっちちゃんの本音で動いて欲しい

・本当に実家に置いておいてもいいのか?

・私たちは大丈夫だよ、こっちに遺骨を連れてこなくてもいいよ?

 

ってなことを云われた。

泣きながら。

 

 

 

 

 

私のここ最近の情緒不安定さは、なんてこったい。お義父さんお義母さんにもまるっとお見通しだったようで。

なんだよ。一番分かり易いの私じゃんwwwって脳内セルフツッコミをした。

私はそんなことを云わせたかったんじゃないのに。

泣いちゃうくらい、しんどいことを云わせてしまった。

ほんと、ダメな娘が過ぎる。

だからちゃんと自分の本音を云ってきた。

本音には本音で。

ダメな娘はそれしか出来ぬ。

お義父さんお義母さん、私いっぱいいっぱいいっぱい心配かけてごめんね。

 

そら寂しいけど。

寂しいしどうなるかなんて全くわかんないけど。

でも、実家や家族、地元の話をしているかっちのことも、私は大好きだった。

産まれて育った場所で、最後は3人で過ごしてもらいたい。

そんなようなことを話した。

全部ほんとの気持ち。

 

『1個だけお願いあるんだけどいいっすか?』

とお伺いを立ててみた。

それは、一周忌の前夜、かっちの実家に泊まってもいい?って話。

2人は喜んで私のお願いを受けてくれた。

『ずっと泊まって欲しいくらいよw』って笑ってくれた。

 

やっぱ似てんだよなぁ。

お義父さんの一部分。

お義母さんの一部分。

そんなかっちの遺伝子が、もう好きだ。

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引越しの前に、かっち(遺骨ver)とかっちの実家に帰ろうと思う。

あちこち引っ張りまわしても疲れちゃうでしょう。

私の新しいおうちには、かっち(分骨ver)がやってくるし。

元かっちなことに変わりはない。

変わりはないから、寂しくはない。

んだと思いたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世の中思い込みで出来てるって今は信じたい。

信じるから、思い込ませて欲しい。とことん。

私はこれから来る夏を越えなきゃいけない。

 

 

youtu.be

 苦しくて 切なくて 楽しくて 日が暮れる

って歌詞が好きだ。痛いけど。


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マインドいっつも置いてけぼり

物件が決まった。

のが、何日前だったかな。

本契約しにいかなきゃなんだけど、審査も通って入居日と退去日も決まった。

決まっちゃった。

 

 

 

 

さっき、友達が外まで本棚を運んでくれた。

うちの本棚ってデカいのだ。

90×150×20

横幅私の身長よりあるんだよwww嘘みたいだよねww

しかも同じものが2つ。

粗大ゴミの申し込みをした後に気が付いた。

アルェー…私これ、どうやって運ぶんだ…と。

 

んで、友達にヘルプを出して運んでもらったのだ。

 

 

 

お仕事終わりに本当にありがとう。

無事明日収集されるだろう。

ちゃんとシールも貼ったし、番号も書いた。

引越しの記憶と感覚が少しずつ蘇ってくる。

そうだったそうだった。

って思うことばかり。

 

 

 

 

 

 

本棚の存在感は凄かった。

友達を見送って、部屋に戻った瞬間にあーこれは結構クルなぁって。

真っ白い壁、こんなに広かったんだなぁ。

がらんとしていて、寂しそうだ。

あまりその方向を向けない。というか、意識的に今見ないようにしている。

私ほんとになんか生きてるだけだなぁ。

なんのため とか、誰かのため ってやつがない。

必死になりたいような。

別にどーでもいいような。

本棚いっこで気持ちがぐらんぐらんになる。

自分に疲れちゃった。

 

 

 

 

 

 

youtu.be

かっちは氣志團が大好きだ。

中でもこの【鉄のハート】が一番だったらしい。

カラオケでよく歌ってた。最近、やっと聞けるようになってきた。 


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(また笑いあって くだらない話しようよ)

引越しの話ばっかになっちゃうけど、リアルタイムの私は今まじで引越しか一周忌のことしか頭にない。

バンドの方はみんなで新曲を同時進行で2曲作ったり、メイクのスタッフさんが付いてくれるかもしれない状況で、とても好調だ。

なのに1人になるとやっぱダメだね。

寂しさで人って殺せるんじゃないかな。

楽しい思いでをなぞってばかりいると、その時はすごく幸せなのに途端に寂しくなる。

寂しくなって、息苦しさと、何か乗っているような重たさが胸の辺りに広がる。

ずっと苦しい。

 

 

 

 

何件かの物件の内見をしていた。

物件って、ほんとうによく出来ている。

快速の停まる比較的大きな駅から歩いて5分の物件はとても狭くてユニットバス。

快速の停まらない何もない駅から歩いて17分の物件はとても広くて最新型エアコン2基完備。

どっちも家賃はどっこい。

妥協出来ないポイントと、しょうがないかなポイントを発揮しないとたちまちグズグズな物件探しになってしまう。

 

私はしょうがないかなポイントを発揮して、この【駅から徒歩17分物件】にほぼほぼ決めていたのだ。

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内見を渋ってた時、村上さん(今回お世話になっている担当さん。勿論仮名)が、

『ここ、確実に家賃交渉いけると思います』

と、力強い言葉を放ったからだ。

家賃が下がってくれるなら17分歩こうじゃないか。

原付買おうと思ってたし、それもまぁそれで新生活だ。

 

なーんて思っていたら、村上さんまさかの家賃交渉失敗。

 

その日は完全にふりだしに戻ってしまった。

 

 

 

 

 

その後も色々見て回った。

快速の停まる駅から徒歩10分。

フルリノベーション済み。

ワンルームだけど30㎡もある。

お風呂は最新の追い炊き。

トイレにはウォシュレット完備。

キッチンカウンターまで付いている。

が!場所が大家さんちの2階。

という、プレッシャー極まりない物件にぶち当たってめちゃくちゃ悩んだ。

結局その日に答えは出ず、『友達に相談します…』と、持ち帰った。

 

出来るだけたくさんの人の意見を!と思って、メンバーを含め9人の友達に相談をした。(ほんとうにみんな急だったのにありがとうそれとメンゴ)

 

9人みんな、メンバー以外はバラバラに相談したのに。

みんながみんな、(やめとけ)と云った。

 

(大家さんがいい人だったらとてもとてもいい物件)というのがみんなの意見。

私もそう思う。

今の大家さんは隣の一戸建てに住んでるおばあちゃんなんだけど、そらもーいい人で。

外で会うたびにちょっとお話をしたり、劣化したものはすぐに手配して交換してくれたり、果物くれたり。

でも(入居しなきゃわからない)状況下で、一戸建ての二階部分に住むのは恐過ぎるだろう と。

 

一番ストレートにきたのが、

(苦手な人だなぁって思いながら、下に気をずっと遣いながら毎日そこに帰るのか?)

という言葉。

あぁそうだ。気はもうね、そこまで遣いたくないんだった。って思い出した。

最低限の気は勿論遣うよ。

でも、余分な気は遣いたくないんだった。

そこまで余裕ないんだった。

 

 

翌日、村上さんに(やっぱここはアカンです。他探してもらえますか)と伝えた。

1人だったら、友達からの意見が聞けなかったらそこに決めてたかもしれないんだよなぁって思ったら、本当に自分の感覚が麻痺してるんだね今 って痛感した。

 

というか、なんかもうごっちゃになんだ感情が。

いつものことだけど。

(かっちが居ないならどこでもいいや)

と、

(かっちが居ないからどこでもよくないや)

が、混ざって、すっごい気持ち悪い。

 

 

 

youtu.be

 元気ちょっともらってます。ありがとうエビ中


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キラキラしてた日々

私は多趣味だった。

収集癖もあった。

決してひとつひとつが深いわけではない。

でも、楽しいことや好きなものに囲まれた毎日は、そらもー楽しくて幸せだった。

世の中ほとんど敵ばかりだと疑って捻くれて、永遠の中二病(笑)みたいに尖って歩いていた19歳くらいの自分からしたらほんとびっくりするんだろうなぁ。

 

(毎日幸せ!)

(好きな人と一緒にいられて超最高!)

(好きなものも、好きな人たちも、キラキラしてるものも、かわいい、かっこいいものも、全部全部自分の手を伸ばしたら届く距離にある!)

 

誇張しているわけではなく、私は大真面目にこんなことを日々感じていたんだから。

 

ほんとうに幸せ者だったんだな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まだまだ続いている【私のいるもの・いらないもの戦争】。

というか、引越しをリアルのものにしてから更に拍車がかかった。

 

この前、私の玩具を売りに行ってきた。

2人で集めた本は8割捨てた。

捨ててしまった。

売りに行くという選択肢も、気力もなかったからだ。

今回も捨てようとしてたら友人に(試しに売りにいってみたら?)と云われて、軽いものばかりだったし、1人で集めたものだし、ってことで重たい重たい腰をなんとか上げてみたのだ。

 

 

売りに行ったのは、フィギュア2体とセボンスター。

数年前に収集にハマって、ずっと飾っていた。

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全部で約90個。

よくまあ集めたなぁ と、ケースを手に取ってまじまじ見た。

 

かっちと一緒にスーパーに行くと、

『ぼっち!ここセボンスター売ってるよ~』

とか、

『またダブりだったら笑ってやるよwww』

なんて笑ったり、

『宝石出るといいねw』

など、集めてる私を温かく見守ってくれてるかっちがいた。

(書いてて何度も何度も改めて思うことなんだけど、まじでいい男なんだよなぁ。なんでこんないい奴なんだろう。なんでこんな人が私を好きになったんだろう。唐突な惚気メンゴ。いつも思うことなんだけど、なんか今は書かずにはいられなかった)

 

 

ひとつひとつケースを手に取って袋に詰めて、出掛けた。

玩具屋さんは都内では有名なあの中古玩具屋さんが密集しているビル。

相場が全く分からなかった私は、1個90円でチョコ付きで買ったものだし、全部開封済みだし、なにより昔のものだから全部で1000円くらいだったらラッキーだなぁって思って査定に出した。

 

結果、セボンスターと引き換えに8000円が私の手元にやってきた。

なんでも昔のものの方が値段が高くつくらしく、一番高値が付いたものはなんと一つ200円だった。

 

査定してくれたお姉さんに『こんなに綺麗に沢山保管してるのに集めるのやめちゃうんですか?』と聞かれた。

『もったいないです』とも。云われた。

引越しするんですよね~と返したら、納得した顔で、他にもなにかあったら持って来てください と云ってくれた。

ありがとうございました。の後で、『引越し頑張ってくださいね』を付け足してもらった。

じわっと温かくなったあと、急に謎の寂しさが襲ってきた。

 

そうなんだよな。

引越しって頑張らないと出来ないんだよな。

何年ぶりなんだろ。

こわいなぁ。

 

躍起になって集めていたはずの玩具を売り飛ばした帰り道なのに、頭の中はずっとずっと引越しのことばかり。

かっちと引越しするはずだったのになぁ。

新婚旅行から帰ったら、物件見て回るはずだったのになぁ。

住む街は大体目星を付けていた。

私の実家の近くだ。

勿論私は最初遠慮した。

(かっちの実家から離れちゃうよ)って。

本心だったし。

でもかっちは、

『俺の実家よりぼっちの実家が近い方がなにかと便利だよ。子供のこととかも考えたら絶対ぼっちが帰りやすい+ぼっちのお母さんが来易い場所のがいいよ。

うちの実家だって特急乗っちゃえばすぐだもんw』

『あと職場まで1本でいけるし!余裕www』

って云ってくれた。

あーほんといい男が過ぎる。

なんだろね。

私の対人間、対男のハードルって限りなく高いんだろうな。

んでもうそれ、意識的に下げることって出来ないんだろうな。

あーあ。生き難い極まりないなぁ なんて、ちょっと口角上がった。今。


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