白魔道士になりたい

常にFLASHBACK

(大好き)と(おやすみ)

思い出してしまう。

しまう って云い方するとすごくいやな方向の言葉になってしまう気がするけど、そうではない。

いやなことなんかじゃない。

寧ろ、忘れられない、忘れたくないことだ。

 

 

 

最近。テレビのニュースやネットニュースで耳にしない、目にしない日はない。

小林麻央さんの訃報に関する話題。

自分もちらりとブログを読んだことはあった。

(病気が自分の人生を代表する出来事ではない)

ほんとそう。

ほんとそうなんだよ!!って思いながら読んでた。

 

【最後の言葉】ってワードを特に目にする。

どうしたって、自分の時のことを思い出すし、思い返してしまう。

また しまう 使っちゃった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夜、病室での会話だ。

普段ヘラヘラしている私たちが真面目に想いを話し合った日は、かっちが生きていた最後の夜だった。

この日のことは後々ちゃんと書くね。

今はこの最後の言葉だけ。

 

 

 

 

病院に泊まることに決めてた私。

真面目な話を20分くらいした後の会話だ。

 

ぼっち『話せてよかった』

かっち『うん』

ぼっち『大丈夫大丈夫』

 

かっち『なるべく今日は早めに寝よう』

ぼっち『そうだね、早めに寝よう』

かっち『一緒に寝るの楽しみだなぁ』

ぼっち『うん』

 

 

この後の言葉が、私が聞き取れた(言葉)みたいなものの最後だった。

かっちの眠るベッドの左側に設置した簡易ベッドへ横になる私。

かっちが手を繋いできた。

私の右手はかっちの左手と繋がって、私は体を右に倒してこう云った。

ぼっち『私かっちが大好きだよ。おやすみね』

返ってきた言葉が最後の言葉になっちゃった。

 

『俺もぼっちが大好き。おやすみね』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上を見ても下を見てもキリのないことばかりの世の中だから。

下を見れば(最後にこんなにちゃんとした言葉をもらえてありがたいな)

上を見れば(なんで病気になっちゃったんだろう なんで先に死んじゃったんだろう)

だからもう完全に私のものさしでの話になる。

誰かをいやな気持ちにさせてしまったらごめんなさい。

 

 

 

私は、最後にこんな言葉を貰うことができて幸せだったと思う。

思うし、これからもきっと思い続けるんだろうなって思う。

 

でも、この直後に起こったこともきっと忘れないし、忘れられない。

記憶の蓋は案外簡単に開く。

自分の意志と紐付いていない瞬間なんてざらにあるから、いきなりフラッシュバックすることが何度もあった。

よい光景も、いやな光景もどちらもだ。

いやな光景 とか云っちゃだめな気もする。

かっちが頑張ってくれていた瞬間瞬間の光景なのに。

でも、好きな人が苦しがっている姿なんて、いやな光景でなければなんなんだろうか。

そんな姿を目の当たりにしてるのに、なんにも出来ない自分がそこに居るだけの、そんな光景。

いやな光景でなければなんなんだろうか。

 

 

6時間。

約6時間、目の前で好きな人が苦しむ姿を見た。

生きようと頑張ってた姿を見た。

 

私はなんにも出来なかった。

ほんと、なんにも出来なかったんだよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しんどくなってきたから今日はこの辺でおしまい。

お酒結構入ってたのに全然眠れなかった。

トータル2時間の短い睡眠だった。

寝不足で頭回ってなくって、おかしいなぁ。


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夏から冬へ/冬から夏へ

【私のいるものいらないもの戦争】まだまだ絶賛開催中だ。

 

 

ものを捨てることに色んな意味で慣れてきていた。

(今の私が持っててもしょうがない)ってすんなり思えたら、捨てる。

(これからの私がまだ必要なものかも)ってちらりと思ったら、考える。

ダンボールorゴミ袋

ジャッジも最初に比べたら早くなってた と思う。

 

 

そんな中で、こういうのが一番困る。

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ちょっとひくかもしんない。

自分がくっそ恥ずかしい奴だって自覚あるから書くね。

ひいたらメンゴ。

 

 

 

私はいい大人の癖に、イベントが大好きで。

家でのクリスマスパーティに全力を注いでしまう奴で。

毎年毎年、平日のクリスマスの時は、こんな妙ちくりん極まりない被り物を被り、リースを首から下げ、クラッカーを構え、かっちの帰宅をそわそわしながら待ってた。

いい大人なのにね。

正直なにがめでたいんだかわかんないけど、クリスマスのキラキラした空気感に分かりやすく踊らされていた1人だ。

 

 

分かり易くお肉やらピザやらを食べて、

分かり易くシャンパンなんか飲んで、

分かり易くサンタとトナカイの乗ったケーキを食べて、

お互いがお互いのサンタ役に成って、

プレゼント交換して、

写真撮って、

動画撮って、

明石屋サンタ見て寝る。

 

どーしようもなく浮かれ切った冬の楽しい一日が、ダンボール開けた瞬間に蘇って、なんだか急に吐きそうになった。

吐きそうになって、吐いてしまった。

 

 

 

なんだよ全然慣れないじゃん。

慣れてないじゃん。

あんな楽しくてバカ平和なクリスマス、もうないんだよな。

ほんとに私の下してきたジャッジは正しかったのか。

ほんとはいるものだったのに、判断を間違えて捨ててしまったものないかな。

結構ささやかに楽しくやってただけなのに、何がいけなかったんだろう。

ふたりの世界で、幸せに生きてただけだったのに、何がいけなかったんだろう。

 

とかなんとか、もう今更考えたってしょうがないことばっかり降ってきた。

 

 

 

 

 

 

私は中身をゴミ袋に押し込んで、燃えるゴミの日に捨てた。

これは(今の私が持っててもしょうがないもの)だ。

そう思って、写真を撮ってから捨てた。

しょうがないもの。

分かるのに、分かってるのにすっげーしんどい。

めちゃくちゃ今しんどい。何度も云いたい。しんどい。つらい。

 

やだよ。常になんかもうやめたいよ。

引越しも、考えることも、なんとなく生きてることも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人からの言葉を思い出す。

(かっちはぼっちちゃんが泣いて苦しんで過ごすことを望むような人だった?)

そんなわけじないじゃん。

でもしょうがないじゃん。

涙は今も出るし、苦しい。

だからしょうがないじゃん。

よかれと思って私宛に投げてくれた言葉。

もらったその時は(そんなわけない、だからちゃんとしなきゃ)とか思えても、

今はその言葉自体が重たくて、重たくて、つらい。

かっちが私がベソベソしてるのを望むような人じゃなかったら、私はベソベソしちゃいけないのかな。

とか、自分勝手に歪曲させてしまう。

そんなのもいやで、でも動かなきゃだめなのも知ってて、頭の中で(でも)と(だって)と(やだ)がぐるんぐるんしてる。

 

思考停止はこわいこと。

でも今は思考停止したい。

なのに考えること、思うことが止まらないでいる。

 

 

 

 

 

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夏の歌だけど、夏のことを夏じゃない季節に思い出してる歌に聞こえる。

好きな歌。

 


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カテゴリー分けなんて出来ないな

この前えんちゃんとご飯を食べに行った。

引越し前だからかな。なんかこの街に居る時間を長くしたいような気がして、近所の焼肉屋さんに入った。

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罰ゲームかよwwwってツッコミたくなるレベルでぐっつぐつ煮立ったクッパうどんを熱い熱い云いながら完食していた。

私のビビンバも手伝ってくれた。

いつもすまんね。

これからもありがとうだね。

こういう雑だけど本心なやりとりがえんちゃんとは意識せずに出来る。

親友 とか、一番の友達 とか、そんなん云ったこともないし云われたこともない。

でも(どんなぼっちでもいいじゃねえか)と云い切ってしまうから。

私もえんちゃんがどんなえんちゃんでもいいなぁと思ってしまうから。

こんなにありがたいことはないよ。

 

 

 

 

 

 

かっちが死んじゃう1日前の朝、病院から電話で呼び出しがあった。

(少し呼吸が浅い) (もしかしたら) って念には念をみたいな感じで。

慌ててタクシーに飛び乗った。

気持ちが揺らぎと動転と吐き気でおかしくなりそうだった時、ガタガタ震える手で何とか携帯を出して、私はえんちゃんに電話をかけた。

その電話にえんちゃんは出た。

激しく動揺して、上手く喋れなくなってる私の気持ちをタクシーの中、電波越しで一緒に作ってくれた。

 

結果、その時かっちはまだ大丈夫だったんだけど、あの時間がなかったらどんな顔してかっちの前に立ったんだろう。

そう考えると結構こわい。

 

後々その時の話をえんちゃんはしてくれた。

通常だったら仕事で出られない時間or前日朝まで仕事で寝ている時間の電話だったのだと。

なんで出られたか。

それは彼が寝坊をしたのだ。

寝坊して、少し仕事の時間を遅らせていたからあの電話に出ることが出来た。

結果論だと思うけど、私は救いになったという事実を持っている。

 

『俺はあの電話を取るために寝坊したんやな!!!』とドヤるえんちゃんに(アホかwww)と返す私。

でも、その後で(あれ取れなかったら人生レベルで後悔してたかもしれない、よかった)と普通の温度で云ってくれる。

そんな友達がいてくれることに、ほんとうに感謝している。

 

これだけでもありがたい。

でもこのこと以上に返せない、それこそ私の人生の中で多分一番の恩を私はこの人にもらった。

書きたいんだけど、確実にボロボロになるからもうちょっとメンタル作れてから。

そしたらちゃんと書いて、残して、それを自分が見る。

ちゃんと書いて、ちゃんと見たい。

 

 

 

 

 

 

 

 

この前友人と飲んでいる時に、(ぼっちちゃんは1から10まで言葉で説明して欲しい・説明したいタイプやんな)と云われた。

なるほどな と思った。

言語化しようとしてくれていることが嬉しいし、

言語化しようと頑張る自分も今は結構好きだ。

その中で、うまいこといかなくて3.7.8.9をすっ飛ばして云ってしまうことも度々あるのだけれども。

素直に本音を云ってもらえるのは嬉しい。

から、感謝。

ってだけの日記。

 

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大人の民生さん好き。

でもミルクボーイ着てた時のかわいい民生さんも好き。


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June.

さっきゴミ捨てに外に出た時。

なんて云ったらいいんだろうな。

雑な表現かもしれないけど、(去年の6月)をなんかすっごいリアルに思い出した。

空気と匂いと色味。

半袖だとまだちょっと夜の外は肌寒くて。

こんな少しだけひんやりとした空気を去年も感じていたなぁって。

なんでかわかんないけど思い出して、思い出したら途端悲しくなってきた。

時間は進んでる。

確実に進んでる。

わかってるよって。

わかってる。

 

 

 

 

 

 

 

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今の空。

もううっすら白んでた。

日の出ている・沈む間隔がどんどん変わっていって、そのスピードについていけてない私がいる。

 

私の周りは夏になろうとしているんだろうな。

 

 

つら!しんど!なにこれ! が3

置いてかないでよ が2

ちょっと待ってよ が2

全力でやだ が1

耳も目も塞いでいたい が1

 

残りの1は確かに存在するんだけど、所詮思いつきなわけで。

明日になったらこの数字も、想いもまた変わるんだろう。

でも変わらない1は在る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

言葉って減るのかな。

口に出したり文字にしたらした分だけ、減るとかあるかな。

想いは減らない って思うから、やっぱ言葉も減らないのかな。

 

 

 

 

 

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この前友達とカラオケ行った時、友達が歌ってた。

懐かしかった。

音の粒ひとつひとつが心地よくて眠りの質が良くなりそう。

なんだけど。

なんだけども。ここ最近足がよくつる。

左足のふくらはぎが一晩の間に何度も何度もつる。

その度に起きるからまとまった眠りが全然とれない。

やんなるなぁ、ほんと。


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答え合わせをひとつっつしよう

この前の話。

飲み屋でたまたま隣の席になった女性と話をしていた。

楽しく飲んでたんだけど、話が恋愛話になってきて。

私は聞き手になっていた。

うんうん とか、そうっすよね~ とかの相槌を打ちながら。

 

『ぼっちちゃんは彼氏とかいないんですか?』

って聞かれた。

はじめましての人によく振られるこの手の話題。

変になんか、もう慣れていた。

特に隠したりはしてないから、聞かれたら毎回事実を云ってしまうのだ。

(聞かされた方の気持ち)とか、あれやこれや考えた時期もあったけど、それって別に私が考えることじゃないか。と切り替えた。

事実は揺るがない。

今はこのまま。

かわんない。

別にどーでもいいやってなってるわけではなくて、このことは私の中で内緒事にしたくなかった。

だから、『いやー結婚してたんですけど死別なんです』って云ってしまう。

 

 

私は【周りの人運】とか、【出会う人運】みたいなものがきっとすこぶるいいんだろう。

その後の会話ややりとりでそんなにいやな気持ちになったことがないから。

あとなにより、今、周りにいてくれる人たちに恵まれてるなって思うし。

 

世の中に同じ人間なんてひとりもいない。

10人いれば10通りの選択、苦悩、夢、葛藤、幸せ。

ひっくるめて人生の形ってやつがそれぞれに在って、ちょっと深い話になったり、励ましてもらったり、(聞かせてもらってよかったな、ありがたいな)って話や言葉をもらったり。そんなことが何度もあった。

 

 

 

 

話をその女性の話に戻して。

その女性から発せられた言葉は今までもらった言葉とは違っていた。

『すごいですね、ちゃんと立ち直ってて』

 

これ、数ヶ月前だったら勝手にすげーいやな気持ちになってたんだろうなぁ。

とか、なんかすんなり飲み込めた。

 

何を以って立ち直る のか、私にはわかんない。

わかんないから、わかんないけど、わかんないなりに考える。

八方美人をやめると決めてから、私はちょっと楽になった。

楽になった少し後から、雑さや諦めが追っかけてきた。

そのまま、その瞬間思ったことを口に出した。

『いやいやいや立ち直るってそんなそんなwww無理ですってwwwww』

って、笑った。

ほんと、まんまそう思ったから。

雑だな と思う。

思うけど、思ったことだ。

 

勿論その女性に悪意なんて微塵もなく(ほんとうにないと思った)、その後ですごく謝られた。

別に謝ってほしかったわけじゃない。

でも、こういうことなんだろうなぁってなんか思った。

 

前までの私だったら謝らせたくないから、適当に言葉を濁して、(うんまぁぼちぼちですね)とかなんとかそれらしい言葉をその場で繋いで、他の会話に移行させたりして。

んで、家に帰って思い出してもれなくへこむ。

みたいな。

別に私悪くないし。

その女性も悪くないし。

誰も悪くないことでなんで私がへこまなきゃいけなかったんだろう。

とか考えて、勝手に悲しくなるループ。

 

 

誰からも好かれたいとか、ビバ八方美人とか、真面目に私は思ってた。

だから昔の私は私のことを好きだった。

全方位に気を遣う、私を私は好きだった。

けど今、私の周りに居てくれる友達はみんな、過去の私が気を遣った先(だけ)に居る人たちではなかったってことに気付いたのだ。

私がバカなことをしても、トンチキなことを云っても、ダウナー極まりなくても、笑って、泣いて、手を取って、怒ってくれる。

 

じゃあもうよくない?

って、ストンと落ちた。

落ちるべきところに、ちゃんと落ちてくれた気がした。

 

 

 

 

八方美人をやめるということ。

まだまだこれから先、躓くことのありそうなテーマだけど。

とりあえずの答え合わせがちょこっとだけ出来た気がした。

 

 

 

 

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【第一回チキチキ!私的眠る前によく脳内に流れてくる曲選手権】 なるものがあったら上位入賞間違いないなって曲。


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手探りで灯探す

私も色んな感情で大概ヤバいなぁって思うんだけど、心配なのはお義母さん。

 

(ぼっちちゃんが一番悲しくてかわいそうなんだから)って何度も云うの。

その度に(そんなことないよ)って返すの。

(みんな一番悲しいしかわいそうだよ)って私は云う。

悲しみというものに対して順番や優劣は必要ない。

立場が違う者同士で、かっちの周りのみんながみんな悲しいんだと思う。

かっちを大切にしてきた人たち。

かっちに大事にしてもらった人たち。

当たり前のことなんだけど、かっちは私だけのものではない。

私のだけど、私だけのではない。

 

お義母さんはかっち亡き今、私のことを一番に考えてくれている。

ありがたいし、嬉しいし、申し訳ないなぁって気持ち。

私いい大人なはずなのになぁって気持ち。

 

 

(どっかにね、旅行にでも行ってるんだなぁって思うから)ってよく云う。

その気持ちはめちゃくちゃわかる。

わかりすぎて、痛くなった。

胸に乗ってる錘がぎゅうっと近づいてくる そんな感覚。

私も意識的にそう思うようにしていた時期が少しだけ、本当にほんの少しだけあった。

普段日常的にかっちと会ってなかったお義母さん。

だから、その(思い込み)は少し成功しているみたいで。

そう思うようになってから、毎晩仏壇に顔を突っ込んで泣かなくなったらしい。

でも、それはヤバいような気がする。

いつか答え合わせが待ってるんだよなぁって。

現実逃避は、時間に比例してしんどくなるような気がする。

全部私の(気がする)ってレベルの話。

だから、心配。

お義母さんも私と一緒で(一緒にしたら失礼極まりないか)、試行錯誤の毎日なんだろうなぁ。

 

季節はまた変わって、暑くなってきたもんな。

やだね。やだな。の連続だ。

 

 

 

 

 

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ちょうど今聞いてる。

ずっとかっこいいよね。いつ聞いたってずっと変わらずかっこいい。 


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夏の越え方を教えて

今日はね、お義父さんとお義母さんがこっちまで来てくれた。

3人で牛タンを食べた。美味しかった。やっぱり張り切って食べたけど、ご飯少し残してしまった。

 

ご飯を食べた後、一緒にうちに来てくれた。

お義母さんが、『もう〇〇(かっち)がいるあのおうちには行けないもんね、行きたいな』と云ってくれたから。

 

お茶を用意している間に、2人はお線香を上げていた。

何か喋りかけながら。

今は実家にある分骨に、いつも手を重ねながら喋りかけているのだという。

分骨の分骨ってしちゃダメなんだっけ?

アクセサリーとか作ってる人もいるしいいんだよね…(不安)?

暫くひとりでそんなことを考えてた。

 

 

 

 

引越しの話を大体終えた後、かっち(遺骨ver)をいつ実家に連れていきましょうか?って切り出した。

そしたらお義父さんとお義母さんの顔色が変わった。

 

私は決して鋭いタイプではないと自負している。

人の心の動きに特化して敏感 ってわけでもないと思う。

ただ、2人の変わり様がとんでもなく分かり易かったのだ。

 

 

お義母さんが『あのね、お義父さんと2人で話し合ったんだけどね』と話し始めた。

云われたことをまとめると(自分用に整理も兼ねて)、

 

・やっぱり遺骨が傍にないとぼっちちゃんはどんどん寂しくなるんじゃないか?

・一番ぼっちちゃんがかわいそうなんだから、ぼっちちゃんの本音で動いて欲しい

・本当に実家に置いておいてもいいのか?

・私たちは大丈夫だよ、こっちに遺骨を連れてこなくてもいいよ?

 

ってなことを云われた。

泣きながら。

 

 

 

 

 

私のここ最近の情緒不安定さは、なんてこったい。お義父さんお義母さんにもまるっとお見通しだったようで。

なんだよ。一番分かり易いの私じゃんwwwって脳内セルフツッコミをした。

私はそんなことを云わせたかったんじゃないのに。

泣いちゃうくらい、しんどいことを云わせてしまった。

ほんと、ダメな娘が過ぎる。

だからちゃんと自分の本音を云ってきた。

本音には本音で。

ダメな娘はそれしか出来ぬ。

お義父さんお義母さん、私いっぱいいっぱいいっぱい心配かけてごめんね。

 

そら寂しいけど。

寂しいしどうなるかなんて全くわかんないけど。

でも、実家や家族、地元の話をしているかっちのことも、私は大好きだった。

産まれて育った場所で、最後は3人で過ごしてもらいたい。

そんなようなことを話した。

全部ほんとの気持ち。

 

『1個だけお願いあるんだけどいいっすか?』

とお伺いを立ててみた。

それは、一周忌の前夜、かっちの実家に泊まってもいい?って話。

2人は喜んで私のお願いを受けてくれた。

『ずっと泊まって欲しいくらいよw』って笑ってくれた。

 

やっぱ似てんだよなぁ。

お義父さんの一部分。

お義母さんの一部分。

そんなかっちの遺伝子が、もう好きだ。

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引越しの前に、かっち(遺骨ver)とかっちの実家に帰ろうと思う。

あちこち引っ張りまわしても疲れちゃうでしょう。

私の新しいおうちには、かっち(分骨ver)がやってくるし。

元かっちなことに変わりはない。

変わりはないから、寂しくはない。

んだと思いたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世の中思い込みで出来てるって今は信じたい。

信じるから、思い込ませて欲しい。とことん。

私はこれから来る夏を越えなきゃいけない。

 

 

youtu.be

 苦しくて 切なくて 楽しくて 日が暮れる

って歌詞が好きだ。痛いけど。


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