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白魔道士になりたい

常にFLASHBACK

まだ二人暮らし

さっきまで今日持っていくものをまとめてた。

 

お父さんに言われたのだ。

『お前と出会う前のかっちの物は、あちらのご両親に持ってもらっといた方がお前にとってもお義父さんお義母さん、それにかっちの為にもいいんじゃねえ?』と。

 

なるほど確かに。

そう思ってここ数日、私と出会う前のかっちを家中探してた。

 

 

 

驚いたことにそれはそんなになかった。

小さいショッパー袋に収まってしまう中身は、ちっちゃい頃買ってもらってよく遊んでたって話してくれてたミニカーとか、超合金の小さいやつとか。

あとは、出会った後の物だけど、お義父さんがかっちにくれたタイピンとか、御守りとか。

だからそれだけじゃなぁ。なんか最近まで身に着けてた物も欲しいよなぁ。って思って、3本ある眼鏡の中から1本をショッパー袋に追加した。

 

大人になってから買った大人の財力をフルに使った玩具とかも考えたんだけど、あの穏やかのほほーんなお義父さんとお義母さんがダンクーガ超合金魂(かなり重くてかなりデカイ)とかを磨いている姿が私にはどうしても想像できなかったので、やめた。てかそんなん笑うわ。かっちも笑うわ確実に。

 

 

 

それとは別に卒業アルバム系が4冊、お義父さんお義母さんお手製の幼少期アルバムが1冊。

それだけだった。

あとのものは全部全部、わたしと出会ってからのかっち。

 

 

流石に嘘やろと思って、私は私の物も見て回った。

 

そしたら私の物もほとんどなかった。

ほぼ、かっちと出会ってからの私まみれ。

前から持ってた物ってギター2本くらいだ。

なのにこの部屋は沢山の物で溢れ返っていて、どうしようもなく二人暮らしの部屋なのだ。

 

そりゃおうちが一番ってなるわ。

かっちと私だけが居心地いい空間なんだもんなぁ。納得。

 

 

 


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