住職さんと2人でお話させてもらった時に、
『立場的に慰めてはいけないのだけども、慰めたい。だって早すぎる と思う。歳もそうだし、結婚して1年そこそこというのも。でもさっき締めの挨拶をしていた中で、彼は家族を大切にしていたと云ってたけど、あなたにはそんな大切な家族がいる。みんなで手を取り合って、受け入れて、頑張ってこれからを生きてください。』
というような言葉をもらった。
締めの挨拶をさせてもらった時に、私は言葉を崩して話させてもらった。
一応調べてったんだよ。テンプレ的なやつ。
(喪主 四十九日 締め)みたいなので検索かけるとばーーって出るようなやつ。
それを話そうと最初は思ってたんだけど、ご飯の席で妹に、
『そんなのいらなくね?』って云ってもらって、途中から自分の言葉で話させてもらった。
すごくよかったよ。ってお義父さんに云ってもらえてとても嬉しかった。
まだ納骨はしていない。
分かってはいるつもり。骨だぜ ってのは分かってるつもりだし、私もお墓には居ないってそう思う。
理屈じゃないことって世の中多すぎる。これも多分そう。どう足掻いても理屈じゃないのだ。だから困る。
いずれは って気持ちはちゃんとある。でも今じゃないかなって気持ちひとつなだけ。
そんな気持ちひとつにみんな理解を示してくれて、どこまでも感謝しかない。
納骨はしてないけど、分骨(証明書いらないくらいの量のやつ)を供えたから、戒名を頂いた。
夜明け って意味が入っているものだと聞かされた。
出会った頃のことを思い出した。
かっちの話をもっとして欲しい、
かっちのことをもっと知りたい、
かっちの声をもっと聞いていたい、
でも私のことも知っていて欲しい、
そんな沢山の欲をぶつけた。夜通し。
だから沢山話して、満足してバイバイするのは大体夜明けだった。
それからは一緒にいくつもの夜明けを共にしてきたなぁ。
数え切れないや。
そんなこと思い出した。