なんだか今日はぐったり。
高額医療費の請求の記入漏れ+受取人変更で健康保険なんちゃら的なとこに行って来た。
係員さんは偶然にも前に対応してくれた時と同じおばちゃんだった。
2時間くらいかけて色んな作業をして、戸籍を後から郵送すればもう大丈夫!ってとこまでしてくれた。
知識も経験もないこんなクソこわっぱに丁寧に教えてくれて、親身になって受け答えしてくれて、本当に感謝しかない。
きっと家ではいい奥さんでいいお母さんなんだろうナァフフフ なんて相手からしたらきっとありがた迷惑で多少気持ち悪い妄想をしながらその場を去った。
その後は住民票を取りに区役所に行った。
記入してたら係員のおばちゃんが来て、色々聞いてきた。
『主人の除籍、自分との間柄が分かるものが欲しくて』
って云ったら、離婚だと思われたらしく、(元夫)とか(元妻)とか(離婚)とかの単語を織り交ぜて聞いていないことをばーーーっと捲くし立てられた。
感情的になっちゃいけない。
私は大人なのだ。
先に云えばよかったのに(主人が他界して)ってまだ云い慣れてなくて云い淀んだ自分が悪い。
あとこの人に私の気持ちは関係ない。
この人はお仕事をしているだけなのだ。
おばちゃん全く悪くない。
って思ったけど、『あの、離婚じゃなくって、死別なんですすみません』とだけ云った。
一瞬の間があって、なんか謝られて、おばちゃんは居なくなった。
しょうがない。だって普通離婚だって思うよ。
自分くらいの年の人間が除籍だなんだって云っても死別だとは思わないよ。
お母さんくらいの年のおばちゃんだったしな。しょうがない。
別にいやな気持ちにはなってない。
しょうがない。しょうがない。しょうがないけど。
しょうがないけど、落ち込んだ。
私は分かり易く落ち込む。
ふと、保険の対応をしてくれたあの優しいおばちゃんだって、実は何かしらの悲しい事実を背負っているのかもしれない とか思った。
(いい奥さんでいいお母さんなんだろうなぁ)って思ったことを思い出したのだ。
人のことを先入観や表面的なもので推し量ったらいけないとは思わない。
それを咎め出したら、私は新しく友人になるであろう人たちと出会えない。
はじめましての人間とぶつかるにはまず外見、相手が出す(表面的なオーラ)、話し方、目線 なんかでしか相手の情報が得られない。
けど、それを確証もなく相手に伝えることって恐いことなんだな、と思った。
今まで私だってもしかしたら知らない間に人を傷付けてきたりしたかもしれない。
きっと誰かを傷付けたことがある。
云われた側は覚えてるけど、云った側なんか覚えちゃいない。
だから考えても考えてもその答えは出ないのだ。
行く宛てのない(ごめんなさい)が今、私の中には沢山ある。
分かり易い人間なのに、分かり難い日常になっちゃってすまんなぁ。