白魔道士になりたい

常にFLASHBACK

夜明けに会いにきた

すごいねぇ。

昨日(夢で逢えたら)の記事を書いた後少し寝たら、夢がまた見られた。

しかもかっちの夢だ。

言霊ならぬ文字霊的なことってあるのかな。書いてみるもんだ。

 

 

 

 

 

夢の中でかっちは入院していて、私はお見舞いに行く用意をして家に居た。

余命宣告を受けていた。1ヶ月。

その家は現実の家ではなく知らない家なんだけど、2人で住んでる家のようだった。

支度していたらかっちから電話がかかってきた。

『明日退院だって!なんかもう大丈夫だって!』

って云われた。

私が『本当に?本当にもう大丈夫なの?』って聞いたら、

『なんかねぇ、もう大丈夫なんだって!』と、なんとも主語のないまま会話と場面が進む。

翌日、その見知らぬ家にかっちが帰ってきた。

もう病院行かなくてもいいし、もう治療もしなくていい。

もう病気のことで悲しんだり苦しんだりしなくていいんだ!ヤッター!

みたいに夢は終わって目が覚めた。

 

 

 

 

 

 

現実世界では本当に急変だったから、ちゃんとした余命宣告ってやつは実際なかった。

居なくなっちゃう2日前に、酸素濃度が少し落ち始めてきている。もしかしたら急変もあるかもしれない。その場合の延命処置はしますか、どうしますか の話はあった。

だからリアルさってのは全くない。

 

 

こうやって箇条書きで書いてみて、今日起きてすぐ携帯に打ち込んだメモ帳見直すと、本当に主語がないんだよね。

(治った)とか(完治)とかそういう言葉が一切なくって、ただただ(大丈夫)って言葉が飛び交っていた夢だった。

それでも嬉しかった。私は嬉し泣きをしていた。

かっちはそれでも泣いてなかったな。ただただ、やったね ってニコニコしてた。

目が覚めて、夢だったかくっそーってな感じの落胆はしていない。

やはりどこかリアルじゃなかったし。

それより夢でまたかっちと会えた喜びの方が遥かに大きい。

 

そうすんなり思えるようになっちゃったことの方が、どちらかといえば悲しいのかなぁ。と、うすらぼんやりは思う。

 

 


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