白魔道士になりたい

常にFLASHBACK

23:59ひとりごと

ずっと部屋にこもってなにしているんだろう。

本を読んでもテレビ付けててもいかんせん集中力が続かない。

すぐにぼんやりとしてしまう。

家の中だと特にそうだ。

1日が長くも感じるし、やたら短くも感じる。

時間の流れも自分の感情もガバッガバだ。

今日、遺骨の前でじっと写真のかっちを見てた。

色んなかっちを思い返していた。

リアルで小さなやりとりが脳内を駆け巡る。

簡単に戻れる。

記憶の中では簡単にあの日より前に戻れる。

眠る時とかもさ、うちはセミダブルのベッドなんだけど、

どーしたって右側を空けて眠る。

歩く時、座る時、眠る時、いつでもかっちは私を左側に置いていた。

それが私は嬉しかった。

なんでだろう、昔から(自分の大切なものは左ポケットに入れる論)みたいなのが私にはあって。

かっちのことも左に置きたかったんだけど、かっちが私より先にポジションを確保してしまった ってだけのお話。

かっち的には無意識だったり、ただ単純に右側が心地好いとか、そんな大した理由はなかったと思う。

でも、なんだか私は嬉しかった。

かっちの左側に置いてもらえて嬉しかった。

1人じゃないぞー居るぞーと思いつつも、

物理的に1人寝がとてもしんどい。

寒いし、寂しいし、つまらないのだ。

寝返りを右に打っても、もう居ないって事実が辛くてしんどい。

でもスペースを空けないという選択肢はないんだ。

どーしたって空けてしまうのだから。

刷り込まれた習性。何年分だろうか。

私の身体や脳みそは完全にかっちと私の(おふたり様)仕様だ。

抗えるわけがない。

 


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