白魔道士になりたい

常にFLASHBACK

1119(裏)3

誕生日の朝。

えんちゃんが駆けつけてくれた朝。

ぽつぽつ話してた。私もえんちゃんも。

 

『えんちゃん、私31さいになっちゃったよ。』って云った。

えんちゃんと私は同い年。

『せやな、もう31っすなwずっと見てきたよ、お前の11年間くらい。』

流石の腐れ縁である。

 

その後、一応コメントの返事にも書いた(死んじゃった人も歳をカウントする説)を唱えてみたけれど、やっぱり死んじゃった人はノーカンだろ と冷静に云われる。へこむ。

 

 

それでも、誕生日おめでとう と沢山云ってもらった。

『かっちからの分には到底ならないけど』って云って、それでもきっと、ひとりが抱える(お誕生日おめでとう)の3倍はいただいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

朝になって、帰るえんちゃん。

私もコンビニ行きたいしそこまで送るよ と云って外に出た。

雨が降っていた。

小雨ではなく、結構本格的に降る雨。

でもうちには傘が一本しかなく、とりあえずそのコンビニまで一本の傘で凌ぐことにした。

 

傘に入った瞬間、雨降りの日のかっちと私が目の前にぶわっと広がった。

瞼の裏って云い方が合っているのかはわからない。

でも瞼の裏に映し出された映像は、雨の日に濡れない様に笑い合うかっちと私だった。

 

びびって、焦って、瞬間で傘から一歩出た。

 

えんちゃんに何度も『どうした!?』って聞かれたけど、答えることが出来なかった。

私は道っぱたでそのまま泣いてしまった。

 

雨がさんさん降る中で、

『私、ずっとこうなのかなぁ』って質問に質問で返してしまった。

えんちゃんが何て云ったかは覚えていない。

覚えてないのか。雨の音でよく聞こえなかったのか。

どっちかはわからないけど私には入ってこなかった。

けど、人から見えないように私の前にずっと立っててくれた。

落ち着くまで傘持ちながら私の前で直立。本当に申し訳ない。

 

 

 

でも、本当に思う。

私ずっとこうなのかなぁって。

なにをするにもかっちのことを思い出して、

幸せな気持ちになることもあるけど、やっぱり寂しくなって泣いてしまう。

なんか、日に日に自制心ってやつがバカになってる気がする。

外で泣かないように って気は常に張っているつもりだったのに、気付くと最近泣いてばかりいる。

涙腺もガバガバだし、自制心もゆるい。

しっかりしないとって気持ちが完全に空回ってる。

なんとかしないと。しっかりしないと。

でも自分の保ち方はまだよくわからない。

非常にやっかい。

友達にも心配とか迷惑かけまくって。

本当に申し訳ない。

自己嫌悪の波がエグい。

書いてても襲ってくる。

これ書くの、恥ずかしいしいやだなぁって思って、やめようと思った。

でもみっともない自分のことも書いて残しておかなきゃってなぜか思う。

まぁそんなこといってもこのブログに書いている私、大抵恥ずかしいしみっともないことばっかりなんだけどね。

恥ずかしいし、みっともないし、何よりまじで情けない。

自分で本当にそう思う。ドロッドロだよ。

変わりたい って念を込めて書いているのかも。

変わりたい でも知らない私には成りたくない。

なんだこの矛盾。

でもこのどろどろした自分も、知らない私だから。

どっちにしろ知らないんだったらいい奴の方に成りたい。

 

 

自分がいやだと思う人に成りたくないのに。

かっちがいやだと思う人に成りたくないのに。

気持ちとはあさっての方向に感情だけがどんどん進んでく。

焦るしびびるし困るのに。

 

 

 

上手いこと自分をコントロール出来るリモコンがあればいいのに。

わりかし真面目にそう思う時点でおかしい ってのは、わかる。

 

 

 

 


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