リアルタイム。
今病院から帰ってきて、ひと段落。
一昨日からまた眩暈が酷くなった。
歩けるし、外にも出られるけど、座ってても横になっていてもずっと世界が揺れ続けている そんな感じ。
もういい加減、これもなんとかしなきゃいけないなぁと思って、ネットで近くの耳鼻科を調べた。
おじいちゃん先生がひとりでやっているという、なんかよさげな病院がヒットした。
めちゃくちゃ近所だし、行ってみることにした。
入ると、なんとも懐かしい感じの匂い。
昔ならではの耳鼻科!って感じだ。
私、中学生の時に(音声異常)と診断されて、少しの間耳鼻咽喉科にお世話になっていたことがあるのだ。
一列に並んだ吸入器を見て、なんとも懐かしい気持ちになった。
わりかしすぐ、名前を呼ばれた。
やたら(この先生こそが名物!)だと口コミに散々書かれていたであろうおじいちゃん先生に、いきなり『横になって!』と促される。
椅子をおじいちゃんがふうふう云いながら倒す。
椅子の頭部分をフンっ!ともぎ取った。
わーお、なんてアナログなんだろう…。
看護婦さんとかが補佐に入らないんだ…すごいな…。
なんて思いながら、まずは眼に異常がないか調べられた。
異常なし。
その後に『眩暈はさぁ薬ないかんね!大体ストレスだからね!ハハハ!!』と豪快に笑うおじいちゃん先生。
えええええ薬ないんか!!
衝撃の事実発覚である。
机に向かってなにか書いている。
そんで、『有酸素運動をしなさいな』と云われた。
薬1週間分出しとくけど、よくならなかったらまた来てね!と。
薬あるんかーーーい!!
ちょっと笑ってしまった。
その時にもらった紙がこれ。
『僕はね、眩暈の専門医ではないから、専門医の人が書いた本をコピーして患者さんに配っているんだ。』
と。
ありがたいこったい。
でも右のほう、文字が薄くなっててすこーーし読めない事案…これもご愛嬌だ。
それから、(良性発作性頭眩暈)かもしれない と。
帰ってすぐ、調べてみたら確かに特効薬はないらしい。
治し方はあるけど、1回やっちまうと何度もなるみたいだ。
気長に付き合ってくしかないヤーツなんだと知った。
薬を飲んで、今こうしてブログを書いている。
わかってたし、自覚もあったけど、どうしたって身体も精神もボロボロ。
おじいちゃん先生がとても面白かったから、なんかまだ辛うじて気分的に救われてる感じだ。
特にあのアグレッシブに椅子の頭もぎ取った瞬間のことは、誰かに躍動感たっぷりで話したくてしょうがない。
そんな、なんかようわからんリアルタイム話。
全部おじいちゃん先生に持ってかれたなぁwww
追記
おじいちゃん先生は紙に(良性発作性頭眩暈)と書いていたけれど、
正しくは(良性発作性頭位眩暈)みたいだ。
なんて読むのか疑問でしょうがなかったけど、(りょうせい ほっさせい とうい めまい)が正しいみたいで、謎が解けたwww