歌詞が書けるようになった。
いきなりどうした!?って感じだろう。
自分でもよくわからない。のだか。
このブログを書いた日から、私はこつこつと曲を書いていた。
曲があらかた出来てきて、歌詞を作ろうとしてみても、なんでだか歌詞が書けない。
ここからちょっと自分の曲作りの話とかになるので、興味のない人はスルーで頼みます。
基本的に自分の曲作りは3パターンかある。
1 鼻歌からメロディを拾ってって→キーボードアプリでそれっぽくして→ギターでコードを拾って→歌詞書く
2 歌詞を曲構成ごとにがっちり書いてしまう→ギター片手に曲にはめてく
3 ギターで構成となんとなくのオケを決める→歌詞書く
イレギュラーな時もあるけど大体はこの3パターン。
パソコンで作業してる人とかはきっともっと色んなパターンあるんだろうけど、自分は曲作りはずっとアナログだ。
何度も何度も録音アプリに声を吹き込み、うーんうーんと頭を悩ませる作業をしていた。
今回は完全に1のパターン。
曲先のパターン。
(きれいだな)って思った旋律をなんとなしに録音&録音。
Aメロ、Bメロ、サビのメロがかちっとしてきたところで歌詞に手を出す。
が。なんか書けない。
真っ白なルーズリーフを前にして、私の脳の(歌詞)中枢みたいなものが一度ぶっ壊れた。
見事に何にも思い浮かばないのである。
そこでようやく私は気付いた。
(あれ、私、所謂メッセージソングって書いたことないかも…)
と。
たくさん曲を作ってきた。
高校生の頃からずっと書いてきた。
弾き語りやバンド、形を変えながら、それでも曲は書いてきた。
それを歌ってきた。
でも、よくよく考えたら私はメッセージソングを持ってなかった。
曲を作る時、歌詞を書く時、自分の気持ちを乗せることはしなかった。
大体物語を作るような というか、架空の人間を作る感じ。
働きたくない遊び人の歌とか、楽しくDVしてる女の子の歌とか、
不倫してる女子高生の歌とか、ヒモを飼う風俗嬢の歌とか。
ラブソングだって、恋に恋してる架空の女の子を作り出していた。
これは由々しき事態だ。
じゃあこういう時はどんな架空の人物に動いてもらえばいいのか。
そう考えたけど、もう何にも出てこない。
何にもかけねえwwwって暫く投げてしまった。
昨日、久しぶりにギターを触って遊んでいた。
そんな時にふと、かっちと出会ったばかりの時に書いていた曲を思い出した。
かっちとの出会い、やりとりは本当に衝撃的なことだったので、その当時書いてた曲はかっちに引っ張られまくってたなぁwってことを思い出したのだ。
その時書いた1曲のテーマが(依存)だ。
好きで好きでもうどうしようもなくなって、いっそ私も彼になっちゃいたい!
だから全部真似するよ。
読んでる本も、使ってるシャンプーも、着てる服も、歩き方も、食べ物も。
そうしたらいつか私も彼に成れるかな!
でも、どうしたって体温だけは真似出来ない ってオチが付いている、本当にトンチキラブソングである。
まさにこれ、この心情は私がかっちに抱いていた気持ちそのものじゃん!
どうやって書いたんだこれ。
そのことをギター持ちながらずっと考えていた。
その曲の入ったCDをラックから引っ張り出して聴きながら、当時のことを思い返した。
本当に、本当に楽しかったなぁ。
憧れだった。
憧れ焦がれた。
BPM160位のアッパーな曲調だから全然しんみりするはずないのに、なんかすごくしんみりしてしまったのだ。
これは私だ。
架空の女の子じゃない。ちゃんと私がアッパラパーな憧れ、ちょっと抜けた恋心を持っててそれが歌になったんだ。
そんな結論に至った。
今日のブログ、どんな顔して見ればいいのかわかんないよねwって今思った。
真面目に(曲が出来た!)かと思ったら変な曲の話になってさ。
ほんとにメンゴ。自分だけに分かればいいや感が強いなぁ。
記録用的な部分が大きいかもしれない、今日のブログ。
話を戻すね。
ほいで、(私で書けたなら、また私で書けるんじゃないかな)って思えた。
なんとも単純。
そしてなんとも安直。
どんだけ弱気。
でも、過去の自分に手伝ってもらってるような気持ちになって、またルーズリーフと対面した。
そこからは単純パワー炸裂。
4枚使ってなんとか書けた。
恥ずかしいのでぼかしフル。
恥ずかしいって、こんなポエット全開なブログ書いてるくせによく云うぜ!って我ながら思う。
思うけど、またほら、歌詞は別物じゃん。
細かい修正なんかはこれからだけど、やっとこ歌えるかもなぁ。
伝わり難い内容のブログでメンゴ。
でも、私にとっては嬉しかったことだったから、勢いで書いてしまった。
かっちは何て云うかなぁ。
何て思うかなぁ。
かっちは音楽についてそんなに詳しくないし、
私の活動についても何も口出ししない人。
ただ、(ぼっちが楽しいのが嬉しい)ってずっと云ってくれてた。
音楽が私にとっての(楽しい)なんだってことを、実は一番近くで見ていてくれた人なんだ。
それに今、改めて気付けた感ぱない。
いつもありがとう。