読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

白魔道士になりたい

常にFLASHBACK

0126

どうしたって悲しくて、どうしたって寂しくて、とことん動けなくなった。

 

去年のかっちと自分に会うためにカメラロールをスクロールさせた。

辿り着いたのは2016年の1月26日。

0時を廻ってすぐの写真と動画があった。

 

開いてしまったことを、再生ボタンを押した1秒後に激しく後悔した。

でも、もう目が離せなかった。

 

 

 

 

かっちが嬉しそうに名前入りのホールケーキを持って笑ってる。

私はかなりテンポ早いめのハッピーバースデーを陽気に歌ってた。

歌の最後に妙ちくりんなアレンジまでご丁寧に加えて。

携帯を持ちながら手拍子なんかしてるもんだから、画面がブレブレだ。

なんでこんなの撮ったんだろう。

なんでこんなの今見ちゃったんだろう。

 

画面の中で愉快そうに歌を歌う私と、今ここに居る私は同じ人間なはずなのに。

一致してる部分なんて最早顔しかないね なんて思った。

性格も思考も精神も体系も、あの時の私と今と違いすぎて、なんだかなぁ だ。

 

 

 

 

 

誕生日は大好きだったのに。

大好きだったのに。

なんもかんもいやになって、家にあったお酒を飲み始めた。

全然酔えなくて、苛立って家を出た。

外で携帯の着歴を指でなぞった。

誰とも話したくない。

でも誰かと話したい。

誰にも会いたくない。

でも誰かに会いたい。

その (誰か)がみつからなくて、携帯をしまってあてもなくふらふら歩いてたんだと思う。

 

入ったこともないbarに入った。

よく行くbarにはなんか行こうって思えなかった。

自分の知らない場所で、自分のことを知らない人だったら気が散らせるかもって思ったのだ。

 

結果、そのお店のマスターも常連さんもいい人たちで、美味しくて気の紛れるお酒を飲んだ。

どーだっていいような話を沢山して、笑って、飲んだ。

そんな酔っ払いの帰宅。

数時間前、逃げるようにして飛び出した家に帰宅。

かっちコーナーの前で、あれやこれや云ったのはなんとなく覚えてるんだけど、どうやって眠りについたのか覚えていない。

でも、私はちゃんとベッドに入って眠っていた。

 

 

 

 

 

 

 

ごめんね。

逃げ出してごめん。

今日はちゃんとケーキ買ってきたんだ。

かっちの好きなチョコのやつ。

ホールでは買えなかった。

勿体無いことになっちゃうだろうから。

確実に食べきれないんだ。

小さいホールでも。

後で食べよ。

なんかさ、ほんとに私多分ずっとこんなんで。

写真や動画を見るときっとずっと嬉しいんだけど悲しくて。

寂しくて悔しくて喪失感がどんどん積ってくんだ。

一緒に行った場所とかに行くと一瞬動けなくなるし、

その時の思いでで胸がいっぱいになるし、

依存してるって云われればそれまでなんだけどさ、

死んじゃってる人に依存とかどんだけかっちの負担なんだよなって話だよね。

でも多分ずっとこんなんだからさ。

ずっとこんなんでも許してくれるかなぁ。

かっちは望んでないと思うんだけど、やっぱり無理だや。

乗り越える とか、そういう概念じゃないんだよ。

事実として転がっている物事を、同じ空間の中ただただ横目で見ている ってレベルなんだと思う。

私は正真正銘のグズだった。

ごめん。

こんな情けない奴で本当にごめん。

 

お誕生日おめでとう。


にほんブログ村