白魔道士になりたい

常にFLASHBACK

言い訳カーニバル絶賛開催中

私は本が好きだ。

かっちは漫画限定で本が好きだ。

そんな2人が揃ったら、必然的に増えるのはやはり本。

うちは火を点けたら本当によく燃えるんだと思う。

ごうごうと、そらもうよく燃えるんだと思う。

大事に読んだ本。せっせこ集めた本。

処分しよう と決めてから1週間。ようやっと私の体が動いた。

から、一気にやってしまった。

 

 

 

 

一冊一冊手に取って紙袋やダンボールに入れてく。

全然そんなつもりじゃなかったのに、私はぐっしゃぐしゃに泣いてた。

泣きながら本を捨てる女 31歳。

なかなかにシュールである。

なんかもう手も涙もとまんなくって、がむしゃらに処分し続けた。

頭回ってなかったと思う。

けど、ちゃんとゴミ捨ての前夜に決行した。

だから思いつきじゃないよ。決して思いつきで捨てたんじゃないよ と、これからの私に対して言い訳をする。

そんなんばっかだ。

そんなんばっかで、なんとかかんとか周ってる。

周ってるのかな。

周してもらってるにすぎないのかな。

毎日。

一日。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

がらんどうの本棚を見て、

片付けの余韻でぐちゃぐちゃになった部屋を見渡して、

たちまち私の中もぐちゃぐちゃになった。

おいおい全然すっきりしないぞこれ。

それを体感するのはこれからの私なのだろうか。

なんで今の私ばっかこんなしんどいんだろうか。

かわいそうじゃん今の私。

これからの私はそんなにいいもんなんだろうか。

そんなにまでして守らなきゃいけない存在なのだろうか。

 

 

紙袋14個。でかいダンボール3個。

ひとりで運んで腕はもう本来の役目を失っていた。

んでまた、家から逃げた。

逃げ癖がついた。

ぐずぐずですよ。

捨てて、逃げて、今なにしてるかって云ったらまだ片付いていない部屋の端っこでこうやってパソコンに文字打ってる。

ひっちゃかめっちゃか。

とっ散らかり。

私の思考回路がわからない。

こわいよすっごい。

 

でも、それもこれも全部私が選んだんだ って、またこれからの私に言い訳する。

 


にほんブログ村