白魔道士になりたい

常にFLASHBACK

(きみには内緒にしていたい)

音楽に救われてる話。

 

 

結婚式で、私がものすごく好きな曲を使った。

そら、全部好きな曲だし素敵な曲だったけど。

日常でずっと聞き続けられる曲。

毎日に寄り添ってくれる曲。

気付いたら隣にふと居るような そんな曲。

そんな曲が好きだ。

だからよく映画のサントラを聴くのかな って今気付いた。

 

 

 

 

 

その歌はVanessa Carltonの【A Thousand Miles】という曲だ。

聴けば(あぁ!)ってなる人多いと思う。

youtu.be

最初に聴いたのは高校生の時だったかな。

れいな曲だな そう思った。

緩急がそんなにあるわけじゃないから、ずっと聴いてても疲れない。

晴れの日、雨の日、帰りが遅くなった帰り道、わくわくすることをしに行く道中、シーンを選ぶことなく散々聞いた。

籍を入れても、私たちの日常はとりわけなにも変わらなかった。

『ただいま』云って、一緒に好きなバラエティ番組とか見ながらご飯食べて、アホみたいな会話して、お風呂入って、ゲームして、『おやすみ』云って眠る。

そんな平穏な日常が続いてた。

 

ぴったりじゃん って思った。

緩急がそこまでなく、疲れない日々。

ずっと愛せる。ずっと大事に出来る。そんな日々とそんな曲。

 

 

 

 

 

 

 

気に入ってたのは曲と声だったから、歌詞は全く見てなかった。

さっき、何の気なしに和訳を調べてみた。

ら、とんでもなく悲しい歌だったのだ。

完全に、大切な人とのお別れの歌だった。

 

(もしも私が空に落ちていけたら

時間は私をおいてってくれるかな

一千マイルだって歩いてみせるから

もしも私が今夜、きみに会えるなら)

 

これはサビのとこの和訳。

タイトルの頭にAが付いてるのにMilesと複数形のsを付けているのは(絶対に辿り着けない距離)って解釈をしているサイトを見つけて、あぁ、この曲はこんなにも悲しい歌だったんだ と、衝撃を受けた。

ほんと、今日の朝のこと。

 

 

 

 

 

 

 

結婚式には合わない曲だったかぁ やっちまったなぁ なんて、ぼんやり思った。

それでも、かっちは多分(いいじゃん)って云うんだろうな。

おいおいなんでもいいのかよ って思うでしょう。

違うんだな。

かっちは私が選んだものならなんでもいいんだ。

なんて云ってみる。

 

悲しい歌でも、バカみたいにどんちゃんした歌でも、私の中には歌がある。

歌が、音楽があってよかったって、素直に思うよ。

やっぱりこの曲は大好き。

これからも私に寄り添ってくれるんだろうなぁって。根拠はないけど、そう思う。

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