白魔道士になりたい

常にFLASHBACK

夜めぐり

自分のさみしさに一生懸命になって、他人のさみしさに寄り添えてなかった。

そんなことを最近思った。

みんな頑張って生きているんだもんな。

色々あるのは自分だけじゃない。

あれやこれや思うとこがあるのは自分だけじゃない。

そう思えて生きてきたはずだったのに迂闊だった。

(自分が一番)って顔をして歩くことがなによりいやだったのに、

もしかしたら知らないうちにそんな風に思ってて、

もしかしたら知らないうちに透けて見えていたのかもしれない。

そうだったら恥ずかしいし、かっこわるいことだ。

誰かの力や、支えにはまだ成れないんだと思う。

それぞれにきっと確かな器が用意されていて、それはその時々で形を変える。

今の私の器はペットボトルの蓋レベルで、そう考えるとなるほどな と頷ける。

ペットボトルの蓋と一緒になんらかしらを共にしてくれる友人たちに超絶感謝を繰り返しながら、そうやって私はなんだか生きている。

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日は8回目の月命日だった。

過去の日記とかブログを読んでみたらすごいのね。

私、すごい能動的に動いてて。

(かっちの好きそうなことをしよう)って思って、考えて、実際動いてた。

その時はその時できっと無理やりだったりしたんだろうけど。

やっぱり記憶があやふや というか、散らかってる。

書いておいてよかったなぁって思うことばっかりだ。

読み返してへこむことも多いけど、過去の自分に気付かされることもある。

(私こんなこと思えてたんだ)とか。

でもその反面、他人を見ているような錯覚に陥る瞬間もある。

これは誰だろう。私なんだろうけど、私じゃないような。

すごく瞬間だけ、他人事みたいに見える。

トンチキ発言メンゴ。

 

 

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アネモネ花言葉って、色によって違うらしい。

赤は(君を愛す)

紫は(あなたを信じて待つ)

白は(真実・希望・期待)

色によって花言葉が違うって、なんか人間みたいだなって思った。

 

 

 

 

 

 

 

さしのみをした。

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かっちは恐ろしく下戸なのでちょびっと。

 

色んなこと喋った。

超絶一方的に、勝手に色んなこと喋った。

私オンステージ。

観客はかっちさん。

もうちょっとでかっちも好きだった光のお父さんのドラマが始まるよ とか、

前期はタラレバ娘とカルテットが面白かったよ とか、

サンダーボルトと進撃と夏目の新シーズン始まるよ とか、

お義父さんとお義母さんが今日靖国神社にお参りに行ったんだって とか、

髪の毛がそんなに抜けなくなったよ とか、

最近全力逃げダッシュしてるよ とか、

ご飯、人といるとわりかし食べられるよ とか、

音楽の活動をまた始めてみたんだよ とか、

仕事ちょっとっつ行き始めたよ、でもちょっとっつだけど とか、

眩暈はまぁぼちぼち相変わらずで、耳鳴りは酷くなってきちゃったかも とか、

みんな元気そうだよって。

みんな一生懸命だよって。

私も一生懸命にならないとアカンのんだけどもねって。

失うものがもうなにもない状態の人間ってこんなにも強さから遠い場所に置かれるんだねって。

私、昔は最強だと思ってたんだよ、身一つの人って。

守るものがあって、帰りたい場所と帰る場所が一致してるひとがやっぱ一番強い。

今はそう思うんだってね。

すごく正直に云うと過去の自分が羨ましいけど、

誰もかっちじゃないから、もう私は帰りたいって思わないし思えない。

当たり前の話だけどねって。

楽しかったねって。

幸せだったねって。

 

相槌もレスポンスもない私オンステージを繰り返して、積み重ねて。

傍に在ったのはそうやって出来上がった夜だった。

友達からお誘いがきて、私オンステージは閉幕。

かっちのビールを私に流し入れて、出来たてほやんほやんの夜に飛び出した。

どこまでいってもひとりだ。

でもひとりじゃないらしい。

どっちやねん。

どっちにしろ、会いたいなぁとか思う。

それいつものことじゃん って、打ち込んでてちょっと笑えた。

 


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