白魔道士になりたい

常にFLASHBACK

確かに私は私も責めている

何やってんだろう。

世界はもう4月末だった。

私はこうして、何やってんだろうな。

なーんて思う。

 

 

 

 

 

GWが間近に迫ってきた。

私には3つ楽しみがある。

 

・友達と遊びにいく

・ライブを見にいく

・会いたいひとに会う

この3点盛り。欲張りすぎたかな って思うんだけど、いいよね。

 

友達とは、行く先はまだ決めてない。

ふらっとどこか連休っぽいことしよう的なそんなノリ。

すごくありがたいし、嬉しい。

ライブはちょっと首都圏から離れた場所に行く。

会いたい人は、本当に会いたい人。

何を話そうか、何を聞こうか、今から考えてそわついてしまう。

 

 

 

 

 

GWにどっか、人と出掛ける なんて、3年振りだ。

2015年は抗がん剤治療で入院をしていた。

2016年はこの時期、あまり体調が良くなくって、日帰りでドライブがてらかっちの実家にちょこっと遊びに行っただけ。

連休を連休らしく使うことが、久しぶりだなぁなんて思った。

 

元気な時は色んな場所に行ったなぁ。

ぱっと今思い出したのは京都旅行。

楽しかったなぁ。

その日のかっちの格好がベージュのジャケットにループタイ、下だけ縁なし眼鏡だったから、(おじいちゃん教頭先生かよwww)って笑いまくった。

ポニーに感動して(ぼっちwwポニーがおるwwwww乗ってよwww)って私を乗せて、超笑いながら写真撮りまくってたな。

喫茶店巡りしたり、ゆっくり時間を使って京都の街を満喫した。

あれはちょうど3年前か。

その頃からきっと腫瘍はかっちの体の中にあったんだろうな。

遠隔転移するまでなんで気が付かなかったんだろうな。

だって体調悪いとか云わなかったもんな。

でも、もっと強く人間ドック勧めておけばよかったのかな。

結構云ったつもりだったんだけどな。

(オッケーオッケー軍曹、その話はまた今度だ)とか云ってすーぐはぐらかすんだあの病院嫌いは。

そういう人だ って、私知ってたはずだったのにな。

ちょっとやそっとは我慢しちゃう人だって知ってた。

病院嫌いも知ってた。

かっちも私もきっと無意識の中で(自分と自分の身近な人間に限ってそんなこと)って思っちゃってたんだろうな。

バカだな。

でもしょうがない。

優しい世界が過ぎたのかと云われれば、それも間違いじゃない。

けど、それが悪いことだとも思わない。

それはそれで、私たちの日常だったんだもん。

でもあるよ、そんなこと。

そんなこともこんなことも、信じられないくらい痛くて深い絶望は、日常のそこらかしこに散らばってる。

思えば私だけだったのにな。

あの状態をなんとか出来る人間がもし、いたとしたら。

いたとしたら、それは私だけだったのに。

(もし)の話はキリがまるでないし、始まっちゃうと大概、いい感じのテンションでは終われない。

それなのになんでだろうな。

テレビとか、外野の声に対しては(もう私を責めないで)っておいおい被害妄想乙www的レベルではっきり思うのに、

私はずっと私を少し責めている。

あんな感じかな。

少女漫画とかでよくある、(俺はお前の悪口云っていいけど、他の奴に云われるとなんかムカつくんだよ!)→(…トゥンク)

みたいな茶番劇。

違うか!

でも気持ちはわかる。

ダブスタだったとしてもなんだろう、わかる。

 

それはずっとではない。

しかも沢山ではない。

てか(もし)の話だし。

(もし)の世界の中で、たまに 少しだけ な話。

でもきっと、私が死ぬ時まで、これはずっとこうなんだろう。


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