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白魔道士になりたい

常にFLASHBACK

手をとれたら、なにもいらない

もうなんにも選びたくないよ。

そうは云っても選ばなきゃいけないことが沢山ある毎日。

今日私はかっちの位牌を選んできたのだ。

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朝の10時頃にかっちの地元でお義父さんとお義母さんと合流して、早速仏具屋さんに。

 

お義父さんが先回りして、お寺さんと打ち合わせもしてくれててさ。

彫ってもらう内容とかもちゃんとパソコンで作ってきてくれてて、すごく助かったし、ありがたかった。

私はほんと、そこに身ひとつで居させてもらった。

一周忌のこともそうだけど、いかんせん頼りすぎだよなぁ。アカンなぁ。

そう思ったけど、かっちがもしこの場に居たら、

(いいんだよ、うちのお父さんまとめるの好きだし、ぼっちだって娘なんだから甘えていいんだよ。俺も甘えてるしwww)

とかなんとか調子のいい感じに云いくるめられてしまうんだろうな。

 

 

お義母さんが(ぼっちちゃん、ここに可愛いのいっぱい載ってるよ)って云って、パンフレットを見せてくれた。

お花や蝶々の絵が入ったり、色が赤や紺のものなんかもあった。

今の位牌ってこんなにハイカラなのもあるんだねぇ なんて話しながら、(選ばないと、どれかちゃんと選ばないといけない)と必死な私の脳内。

これからずっと私が手元に置いておくもの。

立場や環境が変わっても、ずっとずっと私の傍に置くもの。

なんでもいいんだけど なんて云えないし、きっとなんでもよくはないのだ。

 

 

 

ひとつの位牌で、目を留めた。

形はごくシンプルなんだけど、土台の部分に金と銀の小さな曲線模様が描かれている、少し控えめな位牌。

なんだかかっちっぽいなこれ と思った。

シンプルで控えめ。なんだけど、目を惹く というか、確かな存在感がある感じ(惚気すまぬね)。

これにしよう。

そうやって、意外にもすんなり決まった。

お義父さんもお義母さんも(きれいね、いいね)って賛成してくれて、とてもあっさり位牌選びミッションは幕を閉じた。

 

 

 

 

 

 

 

助け舟を出してもらった感ぱないな。

仏具屋さんを出て車でお墓に移動中、そんなことを考えていた。

なんでかわかんないけど、私は、今日という日がくるのが非常に憂鬱で。

選ぶ、選ばない、捨てる、とっとく。

そんな毎日の中、位牌を選ぶ って考えただけで脳も体も拒否しそうになってた。

所謂、魂が宿る場所。

私はあんまそこんとこ妄信したりはしていないんだけど、大事で大切なものだって認識は勿論ある。

あったからこそ、こわかった。

選ぶのがこわかった。

何を選んでも間違いにはならない。

何を選んでも咎められない。

でも、何を選んでも正解なのかは一生わからないのだ。

 

そんな気負いマックス状態だったのをかっちはお見通しだったのかな。

(これやで!)って示してもらってる感がすごかった。

まーたトンチキなこと承知で云うけど、ひとりで選んだ感はぶっちゃけ皆無だ。

私が困ってるといつもさり気なくアドバイスと手をくれてたかっち。

今日もきっとそうだったんだと思うことにする。

そう思うだけで、なんとも気分は平穏だ。

これは私の中だけでの話。

いつもありがとう。


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