私も色んな感情で大概ヤバいなぁって思うんだけど、心配なのはお義母さん。
(ぼっちちゃんが一番悲しくてかわいそうなんだから)って何度も云うの。
その度に(そんなことないよ)って返すの。
(みんな一番悲しいしかわいそうだよ)って私は云う。
悲しみというものに対して順番や優劣は必要ない。
立場が違う者同士で、かっちの周りのみんながみんな悲しいんだと思う。
かっちを大切にしてきた人たち。
かっちに大事にしてもらった人たち。
当たり前のことなんだけど、かっちは私だけのものではない。
私のだけど、私だけのではない。
お義母さんはかっち亡き今、私のことを一番に考えてくれている。
ありがたいし、嬉しいし、申し訳ないなぁって気持ち。
私いい大人なはずなのになぁって気持ち。
(どっかにね、旅行にでも行ってるんだなぁって思うから)ってよく云う。
その気持ちはめちゃくちゃわかる。
わかりすぎて、痛くなった。
胸に乗ってる錘がぎゅうっと近づいてくる そんな感覚。
私も意識的にそう思うようにしていた時期が少しだけ、本当にほんの少しだけあった。
普段日常的にかっちと会ってなかったお義母さん。
だから、その(思い込み)は少し成功しているみたいで。
そう思うようになってから、毎晩仏壇に顔を突っ込んで泣かなくなったらしい。
でも、それはヤバいような気がする。
いつか答え合わせが待ってるんだよなぁって。
現実逃避は、時間に比例してしんどくなるような気がする。
全部私の(気がする)ってレベルの話。
だから、心配。
お義母さんも私と一緒で(一緒にしたら失礼極まりないか)、試行錯誤の毎日なんだろうなぁ。
季節はまた変わって、暑くなってきたもんな。
やだね。やだな。の連続だ。
ちょうど今聞いてる。
ずっとかっこいいよね。いつ聞いたってずっと変わらずかっこいい。