白魔道士になりたい

常にFLASHBACK

私の担当するかっちは(大人)(彼氏)(旦那)

かっちの一周忌の話を書いてこうと思う。

最近記憶の抜けが前より激しくなってる気がする。

書いて、人目につくような文でちゃんと書いておかないと って思いながらもう何日も過ぎてしまった。

一周忌の後に色々あった。

忙しなく、でも動けず、そんな過ごし方でもおんなじ日なんて一日もない。

そんなこと思いながら、自分の部屋でぼうっと黄色い時計を見ていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一周忌は無事に終わることが出来た。

納骨も。

こんだけ家でいっつもベソベソしてるんだから、もう泣かないって思ってたのに、納骨の時はやっぱり泣いてしまった。

みなさんにぐしゃぐしゃな顔見せないように、ちょっと外れたとこで、お墓に背を向けて、アホほど泣いた。

そしたらお義母さんが後ろから肩を抱いてくれた。

暑い日だった。

陽が近く感じて、暴力的にも思えた。

首の後ろがヒリヒリとした。

去年の今時期をどうしたって思い出して、

なにしたって苦しくなる。

なんでかっちのお墓で、かっちの最後を思い出してしまうんだ。

バカげてる。

んでもって不毛。

いつもこうなのに。

いつもこうなのにとことん私は学ばないんだなぁ。

書いてて思うもん。

 

 

 

 

全部終わって、親戚の皆さんを見送って、かっちの実家に行った。

 

そこからずっとお義兄さん(お義姉さんの旦那さんの方)と一緒に飲んでた。

みんな喪服の黒を脱いで、家着になって、飲みながらかっちの話をした。

夕方から始まり、深夜0時くらいまで。

前の日1時間くらいしか眠れてなかったから酔いは早いし、定期的に顔を出す睡魔をいなしながら話をしていた。

それらはもうほとんど笑い話よ。

こんな子供だった。

こんな弟だった。

こんな大人だった。

こんな彼氏だった。

こんな旦那だった。

みんなの中のかっちを、みんなで話して、思い出して、泣いたり笑った。

 

 

私にあの世のシステムはわからない。

何度か生まれ変わりチャンスがあるのかもしれないし、

天国と地獄っていう極端で古典的な場所なのかもしれないし、

映画でよく見るような(姿として見えないだけ)で、生きてる人の傍にいれるのかもしれない。

完全なる無なんて私は体験したことないし、きっとこれからもしないんだと思う。

でも心はもう何度も死んだんだって思う。

何度も死ねるんだなぁって。

なんでこんなこと書いてるんだか。

頭の中でまとまってないの丸分かりすぎてなんかもう恥ずかしい極みなんだけど。

でもかっこつけるのやめたからもういいんだった。

うん。

何が云いたいかって、私の知らない、分からない場所でかっちは今、どうしてるんだろう。

少しでも分かった気に成れたら。

また今の思考回路とは別ルートに私もいるのかもしれない。


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