白魔道士になりたい

常にFLASHBACK

笑った顔が一番好きだから

酔っ払いのご帰宅。

アルコール解禁である。

別に禁酒していたわけではないけど。

体調がふわふわしていた+仕事の一件で悩みすぎ の結果、ここ暫くノンアルコール状態だった。

 

 

 

 

前にも書いた、お盆にあの不思議な体験をさせてもらったバー。

あれから全然行けていなかった。

1回くらい?行ったかな。

マスターからLINEがきてたりもしたから行きたかったんだけど、なかなかタイミングも合わなくて、結局こんなにご無沙汰なことに。

 

 

0時くらいにお店に入った。

中にはマスターとあの日のキーパーソン、Sさんが居た。

わー久しぶりーーLINE返せなくてごめんねーー的な話をしながら席に着いた。

 

 

 

スパークリングで桃!な日本酒を頂く。美味しかった。

久しぶりのアルコール、しかも1杯目からちょっとキタけど、なんか今日は心地の良い回り方だったなぁ。

 

 

近況報告や、仕事がほぼほぼ決まったよって話をしたら2人共とても喜んでくれた。

その詳しい話や葛藤した話なんかもしたらSさんが、『旦那さんは笑ってくれてるよ、大丈夫。』って云ってくれた。

それなら本望だ。

かっちがこの選択をどう思うか そのことばっかり考えてた部分がかなり大きかった。

笑ってくれてるならまじで本望だ。そう思った。

 

 

 

その後、2杯目3杯目と続いた酔っ払いテンションで、私がどーしてもひっかかる話を聞いてもらった。

 

 

『成仏が善で成仏できないのは悪いことなのか』

 

 

前にもちらっと書いたけど、昔の人は四十九日や百か日で(もうくよくよすんのなしね!)とか境目をつけていた。

(泣いて悲しんでばかりいたら成仏できなくなっちゃう、かわいそうだよ)と故人の心配をする。

 

成仏ってそもそもなんだ?

成仏できないってかわいそうなことなのか?

傍に居てくれる=成仏できない ってことなのか?

じゃあかっちはかわいそうなのか?

 

自分1人でぐるぐる考えていた。

でもやっぱ答えは出なくって、

でも人に云えなくって、

だって返答にめちゃくちゃ困るやつじゃんこれ。

 

でもこの(そういう話に詳しい、強い)2人になら。

だって前にかなりインパクトのある言葉をくれた。

実際、不思議な経験もさせてもらった。

だから、切り出してみた。ひっかかってることってより気になっていることだねこれ。

 

 

 

 

Sさんは、

『現実世界で生きてる人間が云ってるわけだもんねぇ、その(成仏できないとかわいそうだ)って話は。』

そりゃそうだ。

『悲しさとか寂しさを悪く引き摺らない為の、現実世界の人が生きていく術なんだと思うよ。知恵 というか。』

なるほど。

『だって現に居るもんなぁ。旦那さんの話をこうやってすると、嬉しそうにするもんなぁ。』

そうなのか。

 

 

 

 

結果、成仏という概念は現実世界の人間のもの らしい。

きっと諸説あるんだろうけど、私にはこれでいいや。

これがいいや。と、なんかすんなり思えたから。

 

 

 

悲しそうにされてるより、所謂(成仏)ってやつをして居なくなるって感じるより、かっちのことを思うだけでかっちが楽しそうにしててくれる って考える方が私には幸せだ。

私は、かっちと私に優しく在りたい。

かっちが私にそうしてくれたように、優しく在りたい。

 

気になってたことも落ちるとこに落ちてくれて、少しだけ安心した。

 

 

 

 

 

 

その後はお客さんがじゃんじゃん来て、レトロゲームの話とか好きな映画の話とかしてみんなで盛り上がった。

楽しかった。良いお酒の席だった。

 

 

帰り際にSさんが、

『ぼっちちゃん、毎日を楽しく だよ!』

と云って見送ってくれた。

おうおうwかなり高いハードルだなぁそれは と頭を抱えたくなった。

 

話の最中、Sさんとマスターが私に対して何度か『徳が高いwぼっちちゃん徳が高いよ!』と云っていたのを思い出して、(徳が高い)のちゃんとした意味を今さっき調べてみた。

調べてみて、ヒィ となった。

こんなに私、出来た人間じゃないwwwと、さらに頭を抱えたくなった。

 

 

そんなちょっとだけ安心できた土曜日の夜の話。(もう朝や)。

おやすみなさい。

 

 

 


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