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白魔道士になりたい

常にFLASHBACK

箱庭

世界は3月になってしまっていた。

私は何月なんだろう。

具体的に一回忌の日取りが決まったり、位牌の話とかが出てきた。

緩やかに迫ってはきている物理的な日数。

突然に距離を詰められる恐さと生きてる人間。

常に身体に染み入る寂しさと悲しさと悔しさ。

全部抱えては生きてけねぇっすよwwwもうお腹いっぱいなんだってw

 

当たり前だけど全部が初めてのことだから、わからない。

だからぐぐったり調べたりする。

知識はどんどん増えてゆくけど、要らなかったよなぁって落胆する。

落胆して、(そもそも)を考え出して、終わりがもうない。

最初っから詰まされているのだ。

 

 

 

 

 

お父さんとお母さんに、(一周忌で納骨するよ)って話をした。

そこでお父さんから提案を受けた。

『一周忌の時にお前がかっちの遺骨を持ってって、そのまますぐお墓に入っちゃうと、俺もそうだけどかっちのお父さんとお母さんは心残りがあるんじゃないかな?』

『一周忌の前にお渡しして、暫くお父さんとお母さんとかっちの3人で過ごしてもらうのってどうかな?』

 

私はここまで考えが及ばなかった。

確かに。確かにそうだよな って思うことばかりで、なんで気付けなかったんだろうって思った。

お義父さんと話をしてみることにして、電話をかけた。

 

 

お義父さんに話をしてみたら、こっちが恐縮するくらい、喜んでくれた。

『ただただありがたい申し出だ』と。

『ぼっちさん、いっぱいいっぱい考えてくれたんだよね、本当にありがとう』と。

もっかい云うけど、私はここまで考えが及ばなかった。

浅いなぁ とか思ってた。

 

 

お父さんに報告をした。

そしたら、

『かっちのお父さんと俺じゃ立場も考え方も勿論違うけど、やっぱ親だから。』

『親として、自分だったら って思った。そうしてほしいって気持ちがあるけど、到底云えないことだから、お前がいいって云うんならそうしてあげてほしいって素直に思ったんだ。』

『だからぼっちが素直に分かってくれて嬉しかったよ。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まだ薄らぼんやりしている見えない7月。

今は3月。

どんな気持ちで、どんな姿で居られるのか確信めいたものはないけど。

意識の中では、もっと丁寧に生きないとアカンなぁとかすごくよく思う。

けどそれのままならなさが自分を責める材料にもなる。

分かってるのに分かってない。

のが、苦しい。

狭い世界で小さく足掻いているだけだ。

 


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