白魔道士になりたい

常にFLASHBACK

声は夜、電波に乗って

かっちと私はおなじ機種の携帯を使っていた。

iPhoneの5se。

色はかっちがシルバー。私がピンクゴールド。

去年の5月に、一緒に変えたのだ。

 

かっちが2ヶ月弱しか使わなかった携帯。

それでもなんだか、なんだかなぁ。って気持ちがずっと自分の中だけに在って。

出会った時から変わってない電話番号。

そらで云えるようになってどれくらいの時間が経ったのだろう。

今日、解約の手続きをしてきた。

 

 

 

 

 

 

必要書類を提出して、自分の免許を出して、

あっさりそれは終わってしまった。

ほんとにあっさり。

今さっき、かっちに電話をかけてみた。

当たり前に現在使われていない番号になってて、

当たり前なんだけど当たり前に驚いた。

ひっちゃかめっちゃかな文でごめんね。

そらそーなの。だって自分で解約しに行ったんだから当たり前なのにね。

なのに小さい息しか漏れないんだよ。自分から。

なんだろうねこの感情は。

 

 

 

 

 

んで、お義父さんとお義母さんに報告ラインをした。

最近2人は携帯をスマホにした。

『ぼっちちゃんとラインがしたくってw』と云ってもらえて、嬉しかった。

嬉しくて、たまに写真を送ったりしていた。

 

お義父さんから、

『ぼっちさんの今までの気持ち、また、今の気持ちもわかるよ。よく決心したね。これから一歩前進しようね。なんでも相談してね。』

こんな優しい返信がきた。

もれなく顔文字てんこ盛りで だwww

 

 

私はもっと頑張りたい。

私はもっと強く成りたい。

私はもっと優しく成りたい。

携帯じゃん 些細なことじゃん なんて云う人にはきっと成れないし、成りたいとも思わないけど、なんだろう。

なんだろうね。

頑張り方も、強く在る姿勢も、優しい言葉も、今は思い浮かばないんだ。

まだかかるよ。

まだ全然アカンですよ。

もう気付けば明日から3月なのに。

まいったなぁ。

ほんと、まいった。

 

 


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