白魔道士になりたい

常にFLASHBACK

糧と枷

なぞる記を書こう そう思って日記アプリを開いたらなんかどうしようもなく泣いていた。

食欲戻ってきたなぁとか、放射線抗がん剤、日々のなんだっていいようなやりとり。

なんだってよかったんだよ。

なんだって楽しかった。

なんだって幸せだった。

なんだって愛でたし、なんだって笑って許せた。

 

 

 

死んじゃったんだぁ ってちゃんと自覚してからはさ、カメラロールとか日記とか見返しながら(かっち、死んじゃったんだよなぁ)って思ってた。

まじかよ みたいな弱い思い。

でも、さっき見返してた時にはっきりと思った。

(ここで生きてたんだよなぁ)って。

かっち、ここで生きてたんだよなぁ って思った。

思って、たちまちなんだこれ。

気持ちの移行?

変化?

わかんないけど、全部が全部リアルじゃない。

全部リアルなのに。

ほんとに起こってしまったことだって私知ってるのに。

あぁ。もうほんとに文章下手だな。やんなる。

 

 

なんもかんもナシにしてしまいたい。

掌をひとつ鳴らしてはいお終いって。

いつまでこんななんだろう。

(時間はみんなに平等でみんなに対して有限だ)って話をこの前友達としていた。

どう使うかはその人次第で、

使った先に感じること、思うこともその人次第で、

なにを選んでなにを守ってなにを捨てるのかもその人次第。

私は申し訳がないんだよ。

時間も全然上手に使えない。

付き合ってくれる友人たちと過ごす時間は楽しい。

楽しいけど、糧に出来ているのかはわかんない。

それが申し訳がない って思う。

友達は(糧にするのも枷にするのも、ぼっちの自由だよ)って云った。

言葉や人との繋がり、やりとりを力に変えることだって出来る。

そこから動かない不動のものにすることだって出来る。

良くも悪くも。

選ぶのは私だ。

申し訳ないとか選びたくないとか、泣き言や弱音ばっかり。

べそべそ云ってる、どうしようもない私だ。

 

 

ほんとに。酔っ払いの戯言が過ぎる。

すまんね。

すごい飲んだの。

最近毎日飲んでる。

楽だなぁって思ってるのに、こんなことばっか考えるから、結果きっと楽じゃないの。

バカだよなぁ。

こんなバカだったっけかなぁ。

よそでは云わないから。

だから許して。

悲しくて寂しくて、そんなのにまみれてて。

最近夢にも出てこなくてつらい。

もう暫く、気配を感じられていない。

耳の聞こえがどんどん悪くなってる気がする。

外歩く時、イヤホン付けてるのに音量最大にしてる。

耳鳴りは激しくなる。

今日は駅の階段でふらついて、足を擦り剥いてしまった。

ボロボロだよ。

ほんとボロボロ。

なんだってよかったのになぁ。

生きてればもうなんだってよかったんだよほんとうに。

1階の広めの部屋に引っ越してさぁとか。

いっそかっちの実家にかえろっかとかさぁ。

車椅子だって一生押したかった。

毎日ご飯作り続けたかった。

悲しい顔をしたら、ヘラヘラ笑ってバカなこと云って笑わせたかった。

もうかっちが居ない世界が全部全部全部全部いやだ。

なんで居ないんだよ。

なんで死んじゃったんだよ。

なんで生きてないんだよ。

云わないようにしてたこと

考えないようにしてたこと

隠してたやだの数

ばれないように泣いたこと

かっちの最後見た景色

体がどんどん熱を失ってく過程

鼻先がツンとなって、目の奥と耳が瞬間でじわっとなる感覚

思い返して、思い出して、またしまって、ひっぱり出てきて。

もう全部やなの。

私はなにを選べばいい。

もう守る人も場所もなーんにもないんだよ。

超絶自分勝手な自分のものさしに本気で嫌気が差す。

このポンコツなものさしは、私のことを思い遣ってくれている家族、友人、仲間、全部を全力で無下にしてる。

折って、燃えるゴミの日に出して、なにもなかったような顔がしたい。

同じ役立たずなら、ヘラヘラ笑って、かっちの半歩後ろを歩いてるだけの役立たずに戻りたい。

 

 


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