無事に会社の慰安旅行に行って、帰ってこれた。
正直云うと、ほんっとぎりぎりまで悩んだ。
風邪引いてたし、微熱とはいえ熱も完全に下がり切ってなかったから。
それでもリュックに着替えとか化粧品、充電器に薬、のど飴を詰めて準備万全。
なのにやっぱりふらふらする。気持ちも体も。
14時に家出なくちゃいけないのに、13時50分に社長に(やっぱいけないです)って電話をかけた。
玄関で。靴履いたまんま。
体調のことが一番念頭にあったけど、それが理由にもなるよなぁってちょっとずるい気持ちもあった。
(行きたかったけど、風邪を引いたからしょうがないよね)って言い聞かせたかったんだと思う。自分にも、周りにも。
まぁ、そんなことはまるっとお見通しだったんだな。
(いい風邪薬持ってきたんだがらとりあえず来いよ、絶対じゃないけど、来た方がいい!!!)って強く云われて、半ばどうにでもなれ精神で東京駅に向かった。
結論から云うと、行ってよかった。
行けて本当によかった。と心から思う。
久しぶりの団体行動、久しぶりの顔たち、久しぶりの新幹線、久しぶりの旅行。
これでもかってくらいの久しぶりにまみれながらだったから、みんなと会うまで不安で不安で仕方なかった。
でも結果、みんなでわちゃわちゃ楽しく笑って過ごせたし、個別に何人かとはゆっくり真面目に話す時間も余裕も、この旅行にはあった。
私はみんなが好きなのだ。
好きだから、自分が勝手に変な距離感とか感じてしまったらやだな とか、
丁寧に扱われすぎたらどうしよう とか、
そんなしょうもないことを考えていたのだ。
でも全くそんなことはなかった。
すっごい笑ったし、夜は酔っ払いすぎてちょっと泣いちゃった。
けど総じて楽しかった。
いい会社だなぁ、やっぱり好きだなぁって改めて思った。
家に帰ってきて、真っ先にかっちコーナーの前で蝋燭に火を灯した。
その時に、(無理してでも行けてよかったなぁ)って自然に思えたことが何より嬉しかった。
お土産話を沢山聞いてもらいたいよ、かっち。